まるで尋問 ページ19
｢さてと、次の行き先決めないとな｣
少し薄暗い部屋で、机に海図を広げた。
今居るのは、グランドラインの中間辺り。
グランドラインから離れてみるのもいいかもしれない。
なら、北の海、南の海、東の海、西の海のどれかだ。
気になるのは、東の海と北の海だな。
東の海はルフィ達がいるだろうし、北の海はロー達がいる。
でも、頑張って生き抜いてる人達を好奇心で見に行くのもなぁ。
…ま、いっか。
深く考えるのは性に合わない。
｢うん。どっちも行こう。時間に限りがあるわけでもねェし｣
一人でうんうん、と頷いて、取り敢えず北の海から行ってみることにした。
半年後。
北の海に来て、3ヵ月が経った。
目の前には、トラファルガー・ローとシャチ、ペンギンがいて、仲間に勧誘されてる。
何でだっけ。
俺は、数分前のことを思い出した。
＿＿＿＿
あの時、ローは酔った男に絡まれていた。
ドンキホーテファミリーで鍛えられたローは、数人の男なんて簡単にノしてしまった。
しかし、増援を呼ばれて逃げる羽目に。
｢ったく、大人げねェなァ｣
ロー達が逃げる時間を確保するため、俺は男達の前に出た。
まぁ、浴びる罵声に怒鳴り声。
男｢誰だクソガキテメェ！！｣
｢通りすがりのクソガキだ｣
斬りかかる男共に、観衆から悲鳴が上がる。
この半年、能力も覇気も全部伸ばしたんだ。
絶対負けねェ。
武装色を纏えば、大体は一発で沈んだ。
小さいからだを生かして、金的を狙って飛び回る。
やってて自分でも痛くなってきた…。
男｢なんだこのガキ！すばしっこい上に強いぞ！？｣
男2｢クソ！取り敢えず今は逃げるぞ！いずれ海軍も来ちまう！！｣
覚えてろー！、と雑魚の台詞を堂々と残して逃げていった。
＿＿＿＿＿＿
あぁ、そうだ。
そのあと、ロー達が急に勧誘してきたんだ。
現在の状況を再確認した俺は、ローにもう一度耳を傾けた。
ロー｢俺は、ある男に復讐する。そのために、お前の力を貸してくれ｣
｢やだ｣
ロー｢何でだよ！！｣
｢何でって…俺元々海賊だし｣
一応白ひげ海賊団のクルーだから、この勧誘には乗れない。
ネックレスがその証だ。
シャチ｢その年でか！？｣
｢あァ、8歳でしっかり海賊だ。今は一人旅の途中だけどな｣
ペンギン｢有名な海賊なのか？｣
｢それなりに｣
世界一有名とか言えない。
多分信じないだろうし。
ロー｢名前は？｣
｢白ひげ海賊団｣
｢｢｢は？｣｣｣
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ライキ - 反応が遅れてしまい、申し訳ありません！更新ありがとうございます！！陰ながら応援させてもらってます！！これからも楽しみにしてます！ (2022年12月4日 19時) (
レス) id: c3cdfe919e (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 哀羅さん» ありがとうございます！ (2020年11月16日 16時) (レス) id: 93b38c73d0 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 柳さん» 今、フォローさせてもらいました！！！ (2020年11月16日 7時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - ありがとうございます！フォロバさせていただきますね！ (2020年11月15日 23時) (レス) id: 93b38c73d0 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 明日、Twitter探してフォローさせてもらいます！ (2020年11月15日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳 | 作成日時：2019年10月18日 20時
