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第24話 ページ25

『お疲れ様』

ダブルスの二組を僕は出迎えた。

もちろん、両方とも立海が勝利を収めた。

比「仁王くん! もっとマジメにやりたまえ!」

仁王くんは「プリッ」と意味不明な言葉を発して、そっぽを向いた。

丸「どうだ(名前)、俺の天才的妙技、ちゃんと見たか?」

ジャ「おいブン太、(名前)が困ってるだろ。次、試合だろ? 早く行けよ」

まぶしい笑顔でそう言ったジャッカルくんに頭を下げて、僕はコートに足を踏み入れた。





相手の子は、ふわふわの茶髪を持つ、とても眠そうな子だった。

?「……眠い……」

僕は苦笑いを浮かべながら、挨拶を交わし、サーブ権を獲得した。

『それじゃあ、行くよ』

僕のオーラが変わったのに驚いたのだろうか、一瞬目が見開かれる。

僕は高くトスを上げ、サーブを放つ。

彼のリターンが、僕の懐深くに返ってくる。

そして僕は、少し横に移動して返球する。

すると彼は、前に詰めてボレーで返した。

『へえ、ボレーヤーか。面白い』

僕は彼の奥を抜いて、先制点を取った。

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設定タグ:テニスの王子様   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:わかばまーく | 作成日時:2018年5月1日 20時

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