旧友との再会 ページ5
その後二人共、武器屋で片手剣を選び、フィールドに出てイノシシやらウサギやらのMobを狩り続けた。
(結局シンタローは「殿ぉぉぉ…(泣)」とか言って、ウサギを狩れなかった)
すると、βテスト時代に良く見知った青髪の後ろ姿を見つけた。シンタローも気づいたようで、彼の所へ走り寄った。
シンタローが先に声をかけた。
ｼﾝ｢よぉ、キリト。βテストぶり。元気してたか？」
バシッ、と彼ｰｰキリトの背中を勢いよく叩いて、シンタローが声をかけた。
ｷﾘ｢久しぶりだな、シンタロー、A。」
貴「久しぶりだな。…ところで、そこの人は？」
ｷﾘ｢ああ、こいつはクライン。新人らしくてさ、ちょっとソードスキルのレクチャーをしてたんだ。」
…成程。俺はてっきり基本ソロプレイのお前がぼっちじゃ寂しくなったのかと思った。
ｼﾝ/貴「「よろしく、クライン。」」
ｸﾗ｢おう！よろしくな！…で、キリト。そういえばこの人達は？」
ｷﾘ｢忘れてた。こいつらはβテスト時代の友人のシンタローとAだ。…そうだ、シンタロー、A、この後一緒に狩らないか？」
一通り自己紹介が終わったあと、キリトがそんな事を言ったので、結局一緒に狩ることになった。
しかしクラインはソードスキルの特訓中らしく、Mob相手に悪戦苦闘している。そのたどたどしい様子はまるで…
貴/ｷﾘﾄ｢「βテスト時代のシンタローみてぇ…」」
ｼﾝ｢悪かったなぁ！へっぴり腰で！」
貴「いやwwwwwちょっwwwやばっwww認めたっwwww腹筋がぁぁぁwwwww」
ｷﾘ｢べ、βのシンタローか…ww…た、大変だったよな…ww」
ｸﾗ/ｼﾝ「…」
落ち込む二人を尻目に爆笑し続ける。(実質、五分間笑い続けた)
この時の俺は、こんな楽しい時間が続くと思っていた。
もしかしたら、俺みたいな「バケモノ」は、楽しむ権利はなかったのかもしれない。
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レイミ(プロフ) - うーん、自分友達から借りた小説しか読んでないんだよな… (2017年4月4日 23時) (
レス) id: d252b21d09 (このIDを非表示/違反報告)
三葉 樹乃(プロフ) - 待っていてくださった方、ありがとうございます！かなりの亀更新ではありますが、精一杯努力していきたいと思います。稚拙ながら、最新話を上げさせていただきました。 (2017年4月3日 16時) (レス) id: e17334d226 (このIDを非表示/違反報告)
いちごちょこまかろん - 続きが早く読みたいです！更新頑張ってください！ (2016年1月16日 15時) (レス) id: 06810baf8e (このIDを非表示/違反報告)
フェイタンlove(プロフ) - 楽しみです！更新頑張って下さい！ (2015年11月6日 23時) (レス) id: d50ed268d6 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 続きが気になります！ (2015年11月2日 13時) (レス) id: 9f2547f541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三葉 | 作成日時：2014年11月12日 21時
