続き ページ17
重岡side
淳太はみんなに会えて嬉しそうにニコニコ笑ってる。久しぶりにみんなで飲めるから嬉しいのかハイスピードでお酒を飲んでいた。おかげで今は酔っ払い。
俺の肩に体を預け、潤んだ瞳で俺を見てくる。可愛すぎやて！
周りは恨めしそうに俺を見ながらも、酔った淳太は珍しいから嬉しそうだ。
中間「しげ〜ありがとうね〜。いつも俺たちを引っ張っていってくれてありがとう。」
ぎゅーっと俺の首に手を回し抱きしめてくれた。ああ、幸せや。
重岡「何言ってんねん最年長。俺たちは横並びやろ？」
俺は優しくハグのお返しに頭を数回撫でた。満足そうに笑う君は少し猫みたいだ。
小瀧「二人だけの世界にならんといて？！淳太こっちおいで〜」
小瀧が淳太を手招きする。俺の体が軽くなり、ふらっと淳太がいなくなった。小瀧は自分の膝の間へと招き、淳太は膝の中へ対面で向き合った。
淳太は座高低いから小瀧を見上げる形になるんやけど。
中間「もう、のんちゃんは甘えん坊さんやね？のんちゃんも大好きやで。甘えん坊でも本当はしっかりしてるお兄さんなことちゃんと知ってるで。」
小瀧の胸に顔を埋め優しくハグをする淳太。ご満悦な小瀧の顔に苛立ちを覚えながらも、ぎゅーって言いながらハグをお返しする小瀧の姿はやっぱり幼かった。
濱田「淳太〜そろそろこっちにも来てーや」
濱ちゃんが泣きべそかきながら自分の膝の上に招く。
淳太は膝の上に大人しくなりながらも濱ちゃんの方には向かず背中ごと濱ちゃんの体に全身を任せた。濱ちゃんは優しく後ろから淳太をバックハグするような形になって不満そう。
濱田「なんでそっち向くねん〜」
中間「うふふ、そないなこと言われてもな〜」
この二人は独特な空気感がある。照史にも出せない空気。
中間「あんな濱ちゃん。ほんま濱ちゃんには感謝しても仕切れへんわ。昔から今も変わらず濱ちゃんでいてくれてありがとう。たくさん俺を救ってくれてありがとう。…恥ずかしわ」
淳太は照れて両手で顔を隠した。それでも顔の赤さは隠しきれない。後ろから見た濱ちゃんも耳の赤さで気づいたのだろう。ニヤニヤしながら体を横にふらふら揺らす。
濱田「どういたしまして。俺も今も昔も淳太のこと大好きやで。たくさん救われたのは俺の方や。お互い様やな」
二人してふふと笑う。あぁ、まだ来てもらってない組の神ちゃん、流星、照史の顔がすごいことになってるわ。
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わか(プロフ) - bob_cute_さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ご期待に添えるかわかりませんが、後日談のエピソードを書かせていただきます！ (2021年3月5日 7時) (
レス) id: 9a62f9f41f (このIDを非表示/違反報告)
bob_cute_(プロフ) - 何気に「必要」のようなお話好きなんでまた書いて欲しいです。 (2021年3月4日 9時) (レス) id: 10fe3ed1ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わか | 作成日時：2020年12月23日 20時
