呪詛師 ページ43
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五条に言われた通り、3人で中に入ると、重い呪いの気配を感じる。
肩がズドンと一気に重くなる。
「A、平気?」
『はい、まぁ…』
呪考と呪霊が持っている気配は相性が死ぬほど悪い。
何故かは私も詳しくはわからないけど、気持ち悪さが倍増する。
『先輩、わんちゃん特級来てるかもしれないですねこれ』
「この気配からしたらそうかもね…」
3人で注意深く足を進めようとすると、前の鳥居から人が降りてくるのがわかった。
(呪詛師か…?)
「おいおいおい、おいおいおいおい!!
五条悟いねぇじゃん」
『格好きも…』
横で、A!!と歌姫先輩から注意されたけど、いやキモくない?
裸にエプロンって、、捕まるでしょ。
「あー、でもお前AAだろ。
ラッキー」
ニヤニヤする呪詛師の男。
鳥肌たつんですけどー…
『なに?私と五条に用があんの?』
「おー、大アリだとも」
こいつ馬鹿なのか?自分の用事話しちゃダメだろ普通。
碌な人生送ってないだろうね。
「A、歌姫先に行け。
学生の保護を優先。極力戦うな」
「待て待て、せめてその女かAAを殺らせろ!!
ジジィのスカスカの骨とシワッシワの皮じゃなんも作れねーよ!!」
待ってこの変態殺していい?
ピキッと自分の額に青筋がたつのがわかる。
「スカスカかどうかは、儂を殺して確かめろ」
「牛乳飲んで出直してこい
老い耄れ」
『…やっぱおじいちゃん私も』
「A、学生の命の方が大切じゃ。
先に行け」
『っ、わかった』
..
タタタッと2人の走る音だけが聞こえる。
「A、アンタさっきも言ったけど勘違いしてるわよ」
『はい?』
「あとで、五条の話聞いてやれって言ってんの」
突然話しかけるもんだから理解するのに少しかかる。
話すかぁ…。
でも、まぁ八つ当たりのことに対して謝らなきゃいけないし。
『わかりました…』
私がそういうと隣に並んでいた歌姫先輩は満足そうな顔をしたのがわかった。
刹那__。
『先輩、後ろっ!!』
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明日合格発表です。
合格点ギリギリだと思います、、
不安で死にそうです。
誰かオラに力を分けてくれ
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なち(プロフ) - 楽しい作品読ませていただいてます!ありがとうございます。本当ならここで作品の感想とか書くのでしょうが、頭痛の表現がめちゃくちゃ共感してしまい衝動的にコメントしてます。。除夜の鐘を鳴らされてる気分本当に共感しかないです!これからも読ませていただきます! (12月3日 0時) (レス) @page29 id: 95ed38705c (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - リサっペさん» 返信遅くなり、大変申し訳ありません。続編はこちらの都合上削除させていただきました。更新がうまくできておらず、URLが貼られている状態になっていました。申し訳ありませんでした。 (2021年6月26日 19時) (レス) id: 467d149bfa (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 続編のUR Lとべません!! (2021年6月6日 21時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 黒蝶 かぐやさん» 返信遅くなり申し訳ありません…!!なるほど!めちゃくちゃ良い案ありがとうございます…!!!使う機会がありましたら使わせていただきます(_ _)ありがとうございました〜! (2021年4月17日 15時) (レス) id: 467d149bfa (このIDを非表示/違反報告)
黒蝶 かぐや - すいません。色々と考えてみたんですが、火を使っているとのことなので...こんな感じです。 (2021年4月2日 10時) (レス) id: 57d0ae7b34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しずく | 作成日時:2021年2月15日 19時