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石川「これでお前達は逃げれねぇ
さて、どうするか?」
太宰「敦君、君の異能力でも高村君に勝てない
拳一つでも食らったら、終わりだ」
中島「そんな相手にどうやって!?」
太宰「こういう時の為の白秋だよ」
『今日は2人と戦いに来たわけじゃないの
だから、ごめんね』
異能力『生ける言霊』
『少しの間眠ってて』
その瞬間、二人ともバタりと倒れた
『5分くらいしたら起きちゃうから今のうちに逃げるよ』
中島「はい!」
この後、私達は無事に探偵社に帰れて国木田さんにこの事を報告した
国木田「そうか、『明星』の正体は、石川啄木と高村光太郎か
調べてみるから待ってろ」
『はい』
中島「白秋さん、身内が敵だと戦いづらくないんですか?」
『そりゃあ、嫌だよ
でも、私が決めてここに来たんだから』
太宰「それにしても、あの二人変わったね」
『そうですか?』
太宰「まぁ、石川君の身長とかは変わらないけど、2人の身にまとっている雰囲気というかなんというか、
要するに大人っぽくなったかな」
『言われてみればそうですね』
そうだよね、4年も経ってれば変わる、か
あの二人は私がいない4年間、何をして過ごしていたんだろう
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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年10月5日 8時