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『織田さん。
私、織田さんの事が好きでした。
初めて織田さんに会って、なんてカッコイイ人なんだろうと思いました。
それから、色々な任務で一緒になり、女性の私に難しい事はやってもらい迷惑もかけました。
そんな姿に私は惚れました。
織田さんと海へ行くと約束が決まった日、とても嬉しかったです。その後、私は海へ言った後、告白をしようかなと考えたりもしました。
そして、織田さんと最後のに会った日、本当はあんな事を言うつもりは無かったんです。
言えるのであれば、置いていかないで、死なないで、私と一緒に暮らしましょうとか言えればあんな事には…
でも、太宰さんからあの言葉を聞いて、正直嬉しかった。少しは気持ちが軽くなれました。
あぁ、織田さんを好きになれてよかったと思いました。
それでですね、織田さんに報告をしたいと思って最後に話しました。
私は、織田さんが好きでしたが、今は他に好きな方が出来たんです。
その方は私を大切に思ってくれたり、友達思いで、後輩や先輩思いのいい人です。
たまに無茶をしたり、頼りなかったりしますが、とても良い方です。
それで、私はその方とお付き合いをしようと考えてるんです。
だから、私の恋を応援してくれますか?』
「あぁ、勿論だ」
『!!
織田さんなら、そう言ってくれる気がしました。
それじゃあ…』
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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年10月5日 8時