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【太宰視点】
私が国木田君に説教を受けていたら、白秋も混ざってきた
それから、2時間が経ち、説教を終えてクタクタになっている国木田君は荷物を持ち、帰っていった
太宰「なんで、白秋まで来ちゃったの?
これは私が悪いのに」
私が行きたくないから、白秋と一緒に居たいから居たのに
『だって、太宰さんを止めたのは私ですよ、それなら私にも責任があるじゃないですか』
太宰「白秋ぅ…君はなんていい子なんだ!
だから私と『付き合いません』なんで私が言おうとした事が分かったんだい!?」
白秋、本当に君は…いい子だよ
そんなんだから、色んな人が君を好きになるんだよ
『そりゃあ分かりますよ。
何年太宰さんといると思ってるですか』
太宰「そうだね
じゃあ、前みたいに「太宰君」って言ってくれないかい?「君」より、「治」って呼んでくれた方が私的にはもっと嬉しいけど」
いつか、白秋と付き合える日が来たらそう呼んで貰いたい…なんてね、白秋は私の事を異性とは思ってないよね
何度も何度も断られてるし
『んー、じゃあ、今日は私を助けてくれたみたいなので、特別に今日だけ呼んであげますよ
…治さん』
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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年10月5日 8時