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【太宰視点】



次は…


室生「……っ!ゴホッ…だ、宰く、んだっけか?

一度、見た、事がある、かもしれないが


俺ははく、しゅ、うの保護者の、室生だ


ゴホッ…….俺も探偵、社に…ゲホッ…連れて行って、くれないか?……ゲホッ…」


太宰「貴方はっ!

わかりました。

傷口に触るかも知れませんが、こうした方が早いのでこれで連れていきますね」



私は室生さんをおんぶし、探偵社まで走った




.



「太宰さん!

白秋先輩は気絶させられただけで、怪我はしてないみたいです…って、その方は大怪我じゃないですか!

早く、与謝野先生の所へ!」


太宰「あぁ、分かってるよ、藤村ちゃん」



その後、与謝野先生の『君死給勿』により室生さんの傷は完治した




.




室生「迷惑かけたみたいだな」


太宰「いや、そんな事ないですよ

室生さんがあの大きな木を出さなければ、今頃白秋は向こうに行ってました」


室生「そうだな

でも、間に合ってよかった

俺が買い物をしてる時に白秋が倒れるのが見えた

そうしたら咄嗟に体が動いてな、それで今回の事件に至って…」

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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年10月5日 8時

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