明星編8【完結】 ページ14
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石川「そうはさせねぇ!」
俺は白秋達の進行方向に大きな砂の壁を作った
俺一人では太宰に勝てない、けれど中原さんによく鍛えてもらった高村なら能力を使わずに勝てるはずだ
石川「光太郎!
俺の砂の壁の前に」
高村「わかってるよ」
光太郎は俺の作った壁の前に立った
石川「これでお前達は逃げれねぇ
さて、どうするか?」
太宰「敦君、君の異能力でも高村君に勝てない
拳一つでも食らったら、終わりだ」
中島「そんな相手にどうやって!?」
太宰「こういう時の為の白秋だよ」
『今日は2人と戦いに来たわけじゃないの
だから、ごめんね』
異能力『生ける言霊』
『少しの間眠ってて』
白秋の異能力…か…
これには勝てねぇよ
あぁ、折角再会出来たのに
4年ぶりにお前と話がしたかったのに
連れて帰って、4年前と何も変わらない暮らしを…
バタリ
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高村「…ぼ……く…啄木!」
ん?こう、たろう?
あぁ、俺は白秋の異能で…
石川「すまねぇ、光太郎」
高村「よかった、
それより見回してみたけど、もう白秋はどっかに行っちゃったみたい」
石川「だよな
でも、白秋の顔を見れてよかった」
高村「うん」
石川「よし、向こうに戻って特訓だ
今度こそ白秋を取り戻す」
高村「そうだな」
白秋…次こそ、次こそ絶対に連れ戻してやる
俺達は今でもお前の事を家族だと思っているからな
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明星編、終了です!
これからは、日常?戦闘?編を書こうと思います。
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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年10月5日 8時