きっと平気 ページ9
Asied
「水無月...あの会社のご令嬢ですか...なんともお美しい方だ。麗華さん...」
男は手を重ねてくる
『ご令嬢だなんて、なりたくてなった訳じゃないわ。......貴方の名前も伺ってよろしい？』
ちょっと馴れてきたかも...
「勿論。私は、黒姫 火月夜です」
やっぱり...だよね。
こんなに直ぐ手を重ねてくるタイプなんだ
『火月夜様...素敵なお名前...』
お酒を一口飲み、話を盛り上げさせようとする
『火月夜様は、お酒に強くって？私は好きだけど、弱いのよ』
「そうなんですか。私は強い方ですね」
出来るだけ気を許している様に見せよう
『私、もっと自由になりたかったですわ......まぁ、今宵一夜だけは自由の身ですがね』
私は面妖に微笑む
「そんな日を、私にくださって...いいのですか？」
『貴方のような人に使いたかったのですよ。ﾎﾞｿｯもっと知りたいですわ...』
ﾎﾞｿｯとしかし、聞こえるように言った
すると、いい気になったのか男が調子に乗った
「もっと教えて差し上げますよ。お部屋でゆっくりと...」
はい、来た。待ってちょろい。手間が省け過ぎた
『よいのですか？ふふっ自由って楽しいですわね！』
中也にこっそり合図して、部屋に向かった
ｶﾞﾁｬｯ
さて、始末しようか...
『...！』
ﾊﾞﾝｯ
「麗華様、初めてだからわからなかったのかも知れませんが、夜に男の部屋に来ることはお勧めしませんよ」
ベッドに押し倒され、耳元で囁かれる
『...離してくださいましっ！』
「ダメですよ...此を飲んだら離しましょう。」
絶対○薬とかじゃん
『わかりました。飲みますから！』
私は片腕を離してもらい、薬を飲んだ
いや、正確には飲んでいないが、口に含んだ？って感じ
「良い子ですね」
離してくれた瞬間
ﾊﾞﾝｯ
銃で撃った
心臓を一発
即死だ
『穢らわしいその手で、私に触らないでくださいます？』
もう死んでいる男に向かって言い乍、情報を取り出す
『じゃあ、また会う事なんてないけれど』
ｶﾞﾁｬｯ
中也のもとに急ぐ
『沖田!!』
「お嬢様!!ご無事で何よりで」
とりあえず、普通に話すために車に移動
「随分とおそかったがどうした。」
いつもより低い声で言われる
隠しても無駄だと思い、すべて話した
『...と言うわけです』
「じゃあ、今手前に口には薬が入っていると...」
『はい』
「随分と触られた様だし、消毒が必要だな」
ヤバイかも
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赤峰和華(プロフ) - はらさん» あっごめんなさい！忘れてました (2018年4月29日 18時) (
レス) id: 7df9df7e82 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグはちゃんと外して下さいねー (2018年4月29日 18時) (レス) id: cf116f10fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤峰和華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時：2018年4月29日 17時
