おかしい ページ47
芥川side
サワサワ
「痛くはないか?」
『気持ちいい〜』
「そうか。」
Aの髪を乾かしていた
ふと、あることに気づく
服が透けてる...
透けてる!?
「...!?先に着替えろ!」
服を投げつけてしまった
『ふぁっ!?...急にどうしたの?』
「いいから着替えろ!」
『芥川がいたら、着替えられないじゃん!!』
「す、済まない!」
ガチャッ
なんか、見てはいけないものを見てしまったかもしれない...
少し、罪悪感ががあった
ソファーで、待つか...
Aside
芥川急にどうしたんだろう?
まぁいいや、着替えよ〜
...ん?
透けてる...!
『///...そういうことか...』
急いで着替えました
芥川side
ガチャッ
『着替えたよ〜』
「...///」
一寸大きかったか...
少しだぼっとしていて、いわゆる「萌え袖」
いや、「カレシャツ」か...
彼氏じゃないから、「カレシャツ」ではないのか?
まあ、そういった具合に可愛い
なんかこう...くるものがあるな...
只でさえ、Aは美形だ
美人にこういうのは、心臓に悪い...
...先刻から、僕は何を考えている?
『そんなに変?』
顔を逸らしたから、そう捉えたのか、不安そうに此方を見るA
「いや、.....可愛い」
あっ、口が滑った
『///...あ、ありがとう』
あぁ...今日は、どうも調子が狂うな...
Aside
「A、僕を何だと心得ている。」
突然の質問
『え?芥川龍之介?ポートマフィアの狗?』
「そうだが...僕とて人の子、ましてや男だ。警戒心の一つでも持ったらどうだ?」
は...
『どういうこと?』
「わからぬのか?」
『うん。』
急にどうした?
「はぁ.....身を持って学べ。」
バサッ
『な、ちょっ...と』
押し倒されました?
「こうされたら、どうするんだ。Aは無防備過ぎる.....」
パッと離され、芥川は平然としている
『...。わかったかも?』
いや、全然わからん
私も、出来るだけ平然と座った
芥川なりの、優しさ(?)かな...
先刻のも、今のも?
いや、今日の芥川おかしくないか?
なんて、ことがあったな...
現在に時は戻り、私は芥川を離した
『ありがとう。落ち着いたよ。龍之介は、昔から優しいね』
ふわっと微笑む
「そうか?僕は優しいか?」
『うん!気づいてないかも知れないけど、昔から、龍之介の優しさに助けられてるよ!!』
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赤峰和華(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!続編に行ったので、どうぞそちらでもよろしくお願いします! (2018年5月20日 23時) (レス) id: 7df9df7e82 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初めまして、こんばんは! とっても素敵なお話で凄く大好きです。 更新を楽しみに待ってます! (2018年5月20日 22時) (レス) id: c491a96770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤峰和華 | 作成日時:2018年4月5日 1時