白と黒の羅生門

心配性 ページ26

Asied


芥川...





あぁ、大丈夫かな...




うぅ〜そろそろ起きたかな...



30秒ごと位の間隔でそんなことを思う





皆さんお察しの通り、私は極度の心配性です。


特に芥川に関しては


もう夜なのに、眠れないなぁ


『はぁ〜』


ため息を付くと、外が妙に騒がしいのを感じた


僅かに空気の流れに異常を感じる。


潜入のプロか？まぁ銀には劣るが、かなり静かだ。



しかも近い...



ｶﾁｬｯ


ん？今のは、銃を構える音?


微かに感じ取ったと同時に、嫌な予感がした。


ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ...


複数の足音


芥川!!


『...うぐっ!!』


色々繋がってて此処から離れられない...とりあえず、銀に連絡して確かめてもらおう。



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


ﾋﾟｯ


TEL『もしもし？銀？』


TEL「A姉さん？こんな時間にどうしたんですか？」


TEL『実は、今変な音が聞こえたんだ。生憎、今は此処から動けなくて、芥川の安否を黒蜥蜴で見てくれないか？後、もし異常があったら、私といっちゃんに伝えて。お願い!』


TEL「...ｺｸﾝ」


電話越しに頷く気配を感じる


ﾂｰｯ ﾂｰｯ ﾂｰｯ


切れた


頼んだよ銀


私は、この管達と奮闘してから向かうから


『さてと、どうすればいいのかな？』


目の前の管相手に奮闘が始まった









樋口sied


君は自分が、この仕事に向いていると思ったことがあるかね


「そんなの...有る訳ないでしょ...」


あぁ、今日は一段と疲れた...


芥川先輩...大丈夫かな...


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


ﾋﾟｯ


「もしもし？樋口です」


「あぁ。姐さん!!黒蜥蜴の立原だ！大変なんだ、芥川の兄人が...」


「なんですって!!」


急がなきゃ！芥川先輩が...！





Asied


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


ﾋﾟｯ


『もしもし！どうだった？』


「あぁ、Aの姐さんか？姐さんの予想通りだ!!樋口の姐さんには電話しといたぜ」


『ありがとう！立原』


ﾋﾟｯ


ヤバい...予感的中


あと少しで取れる...

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