解放 ページ43
Aside
一寸待っててと兄さんは言い残し、部屋を出た
待て、拘束外して行けや
まぁいい、異能力で...カーテンでがっつり日光塞がれてる
しょうがない、精神使おう
『パンドラの匣＿希望』
希望は、糸のように細くなった白獣を操る形態
拘束具を壊したり、ピッキングしたり、拷問でゆっくり締めたりするのに使ったりする
ｶﾞｼｬﾝ
『はずれたぁ...』
ソファーに戻り、兄さんが戻ってくるのを待つ
そういや、兄さんがマフィアをやめた日も、別れた裏路地で座って待ってたっけ...
二、三日そのまま待ったんだ...雨が降った日、龍之介が探しに来たんだ。
そんなことを考えていると、兄さんが来た
姐さんが目覚めたそうだ
「それにしてもA。なんでソファーにいるんだい？」
『今更どうした!いない間に外したわ！』
「まぁいい。姐さんの所に行くよ」
姐さんの所に来た
「...で、Aは話してくれるんだよね？」
『うん！』
「...ダメじゃ！A！」
ﾁﾗｯ
姐さんの方を向き、ウインク
姐さんも、そういうことかっと納得したようだ
『マフィアの情報、言ったら解放してくれるんだね？』
「あぁ、勿論だ。」
『この情報は、大事だ...実は』
「ｺﾞｸﾘ」
『........芥川龍之介と、付き合ってます！』
そう。これだけ
マフィアの貴重な情報だ(真顔)
「はぁ？」
『あ〜この情報すごい重要じゃない？』
「あぁ、そのような情報を話すなんぞ.......」
ポカーンとする兄さん
２つのことに驚いてるんだろう
�‐霾鵑僚鼎�(他の人が聞いたらどうでもいいだろう)
�⊂霾鵑瞭睛�(妹が知らぬ間に付き合ってた事実)
『兄さんにとっては重大な情報でしょ？』
「そうだけど...」
『それに、ちゃんとマフィアの情報だよ？』
「いくつか突っ込ませてくれ。」
『どうぞ』
「まず...付き合ってたなんて聞いてないんだけど？」
『言ってないもん。』
「いや、しかもあの芥川君でしょ？」
『あのってどういう意味？』
「独断専行、乱暴、感情的になりやすい等々」
『独断専行は、私が入れば何とかなる、きっと。乱暴は兄さんの所為だろう？それに、私には暴力振らないし。感情的になりやすいのは、私対応できるし...』
「まぁ兎に角、何で言ってくれなかったんだい？」
『敵だから、近づけなかったし。言ったら許してくれなさそうだから。』
「...まぁいい。もう一個突っ込むと...」
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赤峰和華(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！続編に行ったので、どうぞそちらでもよろしくお願いします！ (2018年5月20日 23時) (
レス) id: 7df9df7e82 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初めまして、こんばんは！ とっても素敵なお話で凄く大好きです。 更新を楽しみに待ってます！ (2018年5月20日 22時) (レス) id: c491a96770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤峰和華 | 作成日時：2018年4月5日 1時
