過去編28※誤字訂正しました ページ46
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その後、織田さんがジイドと相打ちで死んだ事を聞いた。
この事を聞いた時、あの時の織田さんの台詞が頭に過ぎった
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『織田さんなんか、死んじゃえ!』
織田「…ありがとう
これで俺は悔いなく死ねる」
といい、織田さんは去っていった
私の異能力は時差があり、数分で死ぬ場合があるが、数日経たないと死なない場合もある。
織田さんは後者で、ジイドに撃たれた後、数分は生きられたが、私の異能力で命を落としたらしい
『私のせいだ…
私のせいで…』
私はまた大切な人を殺してしまった
私はまた…
「白秋
ちょっといいかい?」
『だ、ざい、く、ん…?』
太宰「織田作から白秋に向けての伝言を預かったんだ
それを聞いてほしい」
『……』
太宰「「約束、破ってごめんな。それから、今まで俺と一緒に仕事をしてくれてありがとう
白秋みたいな女性に会えて俺は嬉しかった。
毎日楽しく過ごせた。
白秋が成人したらお酒だって呑みたかった。
まだまだ白秋とやりたい事があった
もう、これ以上喋れないみたいだ…
最後に、お前の異能で死ねて、良かった…」
って…」
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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時