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やったっ!* ページ3

 

「俺の話、聞いてた?」


「え、話し…」




あ、、俺、、

全然聞いてなかった




「なんだよ、聞いてなかったのかよ」


ったく…知りたかったんじゃないの?


そう言って、視線を彼女へ向けて


「グーゼンだね。あいつ、俺の知り合い」


「えっ!? 知り合いっ!?」

「そ、高校からの知り合い」


驚く俺へ和樹さんは振り向きながら言った。





なんだよ、知り合いって…

それならそうと早く言ってくれればいーのに。

あんな態度で言わなくたって。





「ジェジュン」

「はい・・・」



「そんな顔しなくたって知り合いってだけだから」


は?


「そんな顔って・・・」

「ん?そーゆー顔」


和樹さんは手にしたスマホから俺へと視線を移すとそう言って笑った。




なんだよ

でも俺、どんな顔してたっけ…

確か
他にもいっぱいいるんだろって
それに高校からの知り合いだと聞かされて


あ、そっか
すっげームカついてたんだった



俺、もしかして睨んでたかもしんない



「すみません・・・」

「ん?なんで謝るの」

「え、いや、なんとなくでっすかね・・・あはっ・・・」



とりあえず和樹さんは怒ってないみたいだっし…
ホッとした。



「アイツには帰らず待ってろって入れておいたから。あとで紹介するよ」


え、
マジでっ!?


やったっ!



「すみません! ありがとうございます!」


あとで紹介するって言われて嬉しくて。





「あ、紹介するまでもねーか!ジェジュン、あいつと知り合いだったんだよな」

ニッと笑って、終わったら声かけて…



和樹さんは仕事へ戻って行った。







「あっは…」


知り合いでもないのにとっさについたウソ。

思い返せば必死な自分が恥ずかしかったけれど、そんなことより彼女に会える、そのことが嬉しくて笑みがとまらなかった。


楽屋へ戻りながら、嬉しさにニヤニヤを止められないまま。

「いやーどーしよっ! 終わったら会える! 初めまして、からでいっかな。いきなり好きです、なんて言ったらおっかしーよな、、えーいっきなり好きです、、、あっはっ! そんなこっと言えねー!」

周りから見れば変なヤツになってんだろーな、俺。



一目惚れは過去にもある。

あったけど。

見ただけでこんなにも逢いたいなんて思ったことなかった。

知り合いたいなんて思ったことも。

こんなことあるわけないと思ってた。



だけどあるんだってこと
俺はAで知ったんだ。

 
 

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設定タグ:JJ , ジェジュン , jaejoong   
作品ジャンル:恋愛
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nagi(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん♡コメありがとうです!今更でごめんなさーい(>_<)やっきもちジェジュン私も大好きです笑笑 これからもたくさんやいてもらいまーす笑 (2022年8月12日 2時) (レス) id: a07a0f2b56 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - もー!やっきもちジェジュン大好物です。nagiさま、もっともっとヤキモチやかせてくださいませ(笑) (2020年10月26日 22時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nagi | 作成日時:2019年2月22日 1時

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