焦燥感* ページ19
「はじめまして。Aです」
「はじめましてーユウです。あ、ジェジュンから聞いてるか」
「ううん、聞いていない、かな?」
俺へと視線を移し、俺の言葉を待ってるAを見てるとなんだか彼女を友達に紹介してる、そんな気になる
俺の中ではそのつもりなんだけど・・・
「こっちに友達がいるってAに話してなかったっけ?」
「うん、でもジェジュンのファンならみんな知ってると思うよ」
「あ、そっか・・・あっは・・・だよな」
「Aちゃんこれからよろしくね! 俺とも仲良くしてねー!はい!」
「あ、はい」
ユウに差し出された手を取ってAは笑った
そのAの顔が俺の時とは違う表情や雰囲気で
他の人が見れば同じじゃんって言われるだろうけど、よくある一目ぼれっていうか、一目ぼれじゃなくても何か感じているような、俺がAに感じたこの人だってあれ
それをユウに、感じたなんて
ユウ、そんなことないよな?
ブワッと湧き上がる焦燥感
そんなわけないか
どれほど俺がAのことが好きかって
ユウに訴えたし
そんなことするようなやつじゃない
でも、、、
俺が知らないだけで
また週刊誌とかで知らされるなんてこと、、、
いや、Aはそんなこと出来る子じゃない
だから俺、この人だって感じたんだ
「こちらこそ仲良くしてくださいね」
え?
聞こえてきた声にハッと気づけば
まだ握手した手はそのままで仲良くしってなんて
「A!仲良くしっなくていいから!」
とりあえず、まだユウと繋がれてるAの手を取る
どんだけ長く握手してんの!
いくらユウでもダメなものはダメ
イヤなものはイヤ
「え?なんでそういうこと言うの」
「そうだよ〜ジェジュン、そんなヤキモチ妬きは嫌われちゃうよ?
Aちゃんだってこんなうるさい彼氏だったらヤダよね?」
「うーん、あんまりうるさく言う人はイヤかなぁ」
「・・・だって」
ニヤッと笑ってユウは俺に言うけど
絶対ワザとだろ
「・・・・・・」
なんか、俺のこと、楽しんでね?
「あ、そうそう!Aちゃん、LINE教えてくれる?」
「はぁーーーーーー!?」
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nagi(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん♡コメありがとうです!今更でごめんなさーい(>_<)やっきもちジェジュン私も大好きです笑笑 これからもたくさんやいてもらいまーす笑 (2022年8月12日 2時) (レス) id: a07a0f2b56 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - もー!やっきもちジェジュン大好物です。nagiさま、もっともっとヤキモチやかせてくださいませ(笑) (2020年10月26日 22時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nagi | 作成日時:2019年2月22日 1時