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3話 ページ4

na視点

今日は生憎の雨だった。
傘をさして水溜りを避けながら学校へ向かう。
ぴちゃぴちゃと水が弾く音が響く。

「なーかむ!」

後ろからぽんと肩を叩かれる。
きんときの声…だ。それだけの事実に安心して泣いてしまいそうな自分がいる。

「おはよう、きんとき」
「あれ、バレちゃったwwバレるか!俺らズッ友だしー!」

ぎゅっと俺に抱きついてくる君は天然の無自覚たらし。
心臓がバクバクと大きく音を立てていてきんときに聞こえてしまわないかと心配になる。

「昨日はごめんね…」
「大丈夫だよ〜」

きんときに手を引かれ教室に入る。
こうした1つ1つの動作にまた惚れてしまう。

3時間目は体育だったが雨だったから体育館で授業をした。
窓の外一面水滴で覆われて隠されていた。

バスケットボールをした時きんときが転んでしまった。
膝を擦りむいてしまっている。

「きんとき…ッ!大丈夫ッ…!?」
「ぅ…いってぇ…ッ」
「先生!保健室連れて行きます!」

俺は保健委員だったためきんときの肩を持ち保健室へ運ぶ。
保健室の先生は不在できんときをベッドに座らせると消毒液を取り出す。

「………ッ!!?あ"あ"あ"ッ!」

ガンッと頭を殴られたような衝撃が全身を走る。
血…血だ…。
きんときが擦りむいた膝から血が垂れていて、それをみた瞬間体がおかしくなっていく。

「なかむッ!!」
「う"ぁ"あ"ッ…」

必死に部屋を出ようとするが吸血鬼の本能というものには逆らえない。
ギラリと自分の瞳が光るのが分かる。

次の瞬間、俺は気づいたら君を押し倒していた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい、思ったより急展開過ぎて自分でもびっくりしていますw
何か…すぐ終わっちゃいそうですね…。
いやすぐ終わるのがGW企画だから当たり前なんですけどww
もしかしたら5.6話で終わるかもです…!

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あお - えっ!この小説好き!完結しちゃった、寂しいけどおめでとうございます!って思っていたんですが、まりんさんの小説だったんですね。そりゃ神なわけです!あまりにも遅いですが完結おめでとうございます!knさん可愛すぎっ! (6月4日 20時) (レス) @page10 id: 7978688813 (このIDを非表示/違反報告)
まりん - 星空さん» ありがとうございます…!本当に嬉しいです😭これからも更新頑張ってまいります! (5月12日 17時) (レス) id: b747b8200d (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - 完結、おめでとうございます!もう、、好きです← 反応とか好きだし最後のknさん可愛ッッ ほんとにGW中の更新ありがたかったです…!! (5月12日 7時) (レス) id: 7e8ffb456f (このIDを非表示/違反報告)
まりん - すみれいんさん» リクエストありがとうございました…!!いやほんとに短くてすみません…😭ご期待に添えたのでしたらよかったです! (5月11日 22時) (レス) id: b747b8200d (このIDを非表示/違反報告)
まりん - 奏<そう>さん» こちらこそリクエストありがとうございました😭そうなんですか…!?めっちゃいいですね…。 (5月11日 22時) (レス) @page12 id: b747b8200d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりん | 作成日時:2023年5月3日 14時

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