君は僕の心を奪う吸血鬼【na×kn】

番外編　リク ページ12

奏〈そう〉様、Re_Neo Raim@シーズン3楽しい!!!様リクエストありがとうございます！！
最後のお話にしたいな…、と思いまして順番を変えさせていただきました😭
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na視点

「きんときー！このパフェすごい！めっちゃ美味しい…！」
「んふっ…よかったねぇ」

きんときとデートを楽しみ色々なところを回った。
今日は俺の家に泊まりに来てもらおうとちゃんと掃除したから大丈夫だよ…！！

「お邪魔しまーす！」
「どうぞ〜」

2人でゲームしたりしていたらあっという間に夜になってしまう。
お風呂から上がってソファーでくつろいでいるときんときがバスローブをつけてやってくる。

「ね…なかむ…///」
「ん〜？」
「ぎゅーして？///」

いや可愛すぎでしょ。
ぎゅーっとふんわり優しく抱きしめる。
俺の胸に真っ赤になった顔を埋めるきんときは本当に愛らしい。

噛みたいな…。
ハッと今自分が考えてしまった事を頭から振り払う。

「きんとき…っ…ごめ、はなれて…ッ」
「ぇ…っ」

悲しそうな声と下がった眉が離れて行く。
息が苦しくなって血を求めている。
今ここにきんときと一緒にいたらすぐにでも噛んでしまいそうで…。

「きんときぃｯ…あっち…いってぇ…っ！」
「血…？血、欲しいの？」

白い肩を差し出してくるきんとき。
どんどん理性が失われていってきんときの肩にカプリと優しく牙を立てる。

「あ"〜ｯ！う"ぁ"っ…」

ジュプジュプと血を吸っていき意識を取り戻す。
目の前には息を荒くするきんときがいて泣きながら抱きつく。

「ほんとに…ｯ…ごめんっ…」
「い"いの…おれが…噛んで欲しかった…///」
「え…」
「なかむなら嬉しいもん…っ///…うぅ…///」

恥ずかしがるきんときに優しくキスをする。
この幸せな時間がいつまでも続いていきますように…。

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