傷付いた訳ありの悪の花には愛情を 2【BTS】 (ページ48)

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花びら98枚目-TH- ページ48

卒業式が終わった後、隣に居るジョングガに服を引っ張られる。

JK「…ヒョン、見ました？」
TH「うん、見た」
JK「やっぱり嫌そうな顔しましたね！あーもうヌナ可愛い…」

そう言って、うっとりとしながらスマホをスクロールするジョングク。

…え、いつの間に撮ってたの。
全然シャッター音とか聞こえなかったんだけど。

YG「テヒョン、ジョングガ」
TH「はーい？」
JK「なんですかユンギヒョン、素晴らしいヌナの隠しどr…じゃなくて写真を楽しんでるんです、しょうもない事だったらはっ倒しますよ」←
YG「…へぇ、Aがすげぇ綺麗に撮れた写真があるんだけど見ねぇのな」
JK「見ます」

え、待って。
ユンギヒョンもいつの間に一眼レフで撮ってたの。
てかそれナムジュニヒョンのじゃないの？
え、違うの？？
あ、ジョングガが独り占めしてる。

TH「グガー！俺も見たい！！」
JK「…良いですよ」

仕方なさそうに俺にも見せてくれたけど、それユンギヒョンのだからね？

そう思いつつもジョングガと一緒にAの写真を見る。

RM「ヒョン、貸して下さいって言ったじゃないですか…」
YG「…優しく扱ってくれねぇから渡さねぇんだよ」
RM「優しく扱ってますよ！でも何故か触れると壊れるんです」
HS「お前は破壊神なんだから、何もしないのが1番の平和なんだよ」
JM「今日渡さなかったお陰で最後の最後までバレなかったんですから、ね？ソクジニヒョン？」
SJ「いや本当に、目を見開いて驚いてる姿可愛かったなぁ…」

ヒョン達がそんな会話をしてる間、俺達はAの写真を見ながら卒業式の時の、この時のAが格好良かったねーっていう話に花を咲かせていた。
体育館から出て、話しているとチラチラと視線を感じるけれど、俺達は目的の場所に向かう。

目的の場所は勿論。

JM「ふふ、中庭でどんな事するのか見なきゃね？」
JK「手を出される恐怖を体感させてやるって…ヌナが人を殴るんですよね？…あぁもうそんなの格好良いに決まってるじゃないですか」
HS「…このマンネ、壊れてない？頭のネジ誰か回収してる？」
RM「闇ホソク…」
YG「お、アレじゃねぇか？…囲まれてっけど、大丈夫か？」
SJ「ビデオ撮ってよ、誰か」
JK「言われなくても」

俺とジョングガで撮ってるから安心してよ、ソクジニヒョン。

そう思いつつ、今から見れるAの姿に胸を踊らせた。