傷付いた訳ありの悪の花には愛情を 2【BTS】 (ページ45)

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花びら95枚目-TH- ページ45

THside

今日はAの卒業式。
Aに卒業式がある事を内緒にされたから、俺達もAの卒業式に参加する事を内緒にしてるんだ！

俺達の事を見つけたら驚くかな？
うーん…驚くよりも呆れそうだなぁ。

なんて考えながら、マネヒョンのバンに乗って座ってるとグクが隣に来た。

JK「ヒョン、何考えてるんですか？」
TH「んー？俺達を見つけた時のAの反応！！」
JK「嫌そうな顔はすると思います、で、その後呆れたように溜息を吐くんです」

こんな風に、と言って真似するジョングクはよくAの事を見てるなぁと思う位、似ていて感心すると同時になんまか胸がモヤモヤし始めた。

TH「…やっぱりそういう反応だよね？」
JK「絶対そうですって、ヌナはツンデレなんですから！」

グッと拳を作って、大きな瞳を輝かせてるジョングクに胸のモヤモヤが消えた。

…はっ！！そうか！！
真似が上手だから嫉妬したんだ！！←
俺も真似上手になーろっ！
それよりも。

TH「それは分かる、嫌そうな顔してるのに口角が少しだけ上がってるもんね」
JK「いやもう本当、はぁ…なんであんなに可愛いんですかね」
TH「あ、そうそう、見て、男装姿で寝てる時の写真」
JK「は？ヒョン、それ送って下さいよ、男装姿で少し気だるそうにスマホ見てるヌナの写真あげますから」
TH「よし、ジョングガ、それと交換だ」

2人でそんな事を話してると後ろからジミナがヌッと現れた。

JM「ねぇ、A強化ペンのお2人さん、楽しむのは良いけどもう着くってさ」
TH,JK「はぁーい」

そうやって俺達に促したジミン。
でもね、俺達よりもヒョン達を促した方が良いんじゃないかなーと思うんだよね、俺は。

SJ「…ユンギが送ってくれた男装させて指咥えてる写真を見てたら、攻められるのもアリだなと思うよね」
HS「…へぇ…」
YG「ホソガ、見ちゃいけねぇから見るな」←
RM「項って良いな…」
HS「ナムジュナ、真顔でスマホを見つめながらそんな事言うってピョンテみたいなんだけど」
RM「そんな訳無いだろ」

良い顔してそう言ったナムジュニヒョンに対して、ホソギヒョンは冷たい瞳で見つめていた。

うん、やっぱりヒョン達の方を促した方が良いと思う！
ジミナと一緒に促そう！！

そう思ってジミナの方を見ると、真剣にスマホを見つめていた。

…ジミンさーん？