花びら55枚目 ページ5
TH「あー！！またジョングクを抱き締めてたでしょー！！俺、分かるからね！？弟贔屓なの良くない！！反対！！」
「いや、贔屓じゃなくて…泣きそうだったから」
TH「それ多分嘘泣き」
JK「本気ですもん…」
テヒョンと向き合う為に、ジョングクに背中を向けているとギュッと後ろから抱き締めて来た。
私から見えない事を良い事に、テヒョンにドヤ顔をしていたんだとか何とか。
後から来たジミンが呆れたように溜息を零した。
JM「うわ、Aの前だからって猫被ってる」
JK「な訳ないでしょう、ジミニヒョンの方が被ってるくせに」
JM「えー？何の事だろ〜？」
ニコニコ笑いながら、顎に指を添えてこてんと首を傾げた。
…わぁ、あざとい。
そんなジミンを見つめていると、私の視線に気付いたジミンがニコッと笑って普通に首を傾げた。
JM「ん？どうしたの？」
「…いや、愛嬌が上手そうだなぁって」
JM「そう？Aには負けるとは思うけどなぁ」
そう話しながら歩いて、控室に入る。
するとテヒョンがそのタイミングで凄い事を言って来た。
TH「俺、Aの愛嬌見てみたい！！」
BTSｰTH,私「は？」
TH「ぜーったい可愛いじゃん！！」
なんて目を輝かせて言うから、絶句していると私を抱き締めていたジョングクがゆらりとテヒョンの傍まで行く。
テヒョンがキョトンとしながら、ジョングクを見つめている。
…ジョングク、言ってやれ…！！←
JK「ヒョン、Aヌナに愛嬌やらせたいんですか…？」
TH「え、うん、見たいじゃん？」
JK「ヒョン…そんなの…」
お、いつもみたいに言ってく…。
JK「最高ですね、やらせましょう！！今すぐにでも！！！」
れなかった。
まさかのテヒョン側だった。
私、ジョングクの事をもう可愛がれない気がする。
JK「ヌナっ！ちょーっとだけで良いのでやって下さいっ」
「え、いや…でも…」
可愛く言うジョングクに負けそうになって、他のメンバー達を見渡すと、カメラやスマホを構えて私の方に向けていた。
…こいつら、やっとんなぁ。
ふざけんなよ…。
「絶っっっっっっ対にしない、てかなんで一眼レフ持って来てる人居るの、怖いんだけど」
RM「あぁ、安心して、この一眼レフ、まだ壊れてないから」
いや、安心する所が違うんですよ、お兄さん。
ーーー
やばい…昨日のhit数が凄すぎてネタに走ってしまった…。
『傷付いた訳ありの悪の華には愛情を』の昨日のhit数が10000hitを超えました！！
ありがとうございます！！
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作者名：秋桜 | 作成日時：2022年8月7日 22時
