花びら90枚目 ページ40
Aside
またまた戻します。
前の撮影ではネクタイなんてしないで第2ボタンまで開けて撮っていてそれが好評だったのか、今回も第2ボタンまで開けて、カーディガンは少し大きめのサイズにして貰って、萌え袖状態になってる。
「…皆ピッタリなサイズなのに、私は大きめなサイズで萌え袖なのはなんでなんだろう」
TH「可愛いじゃん！」
「…うん、ありがとう」
口を四角にして笑ってるテヒョンを見て、力が抜けた状態で撮影に挑む。
制服姿で撮影し終わったら、次は私服風の衣装で撮るらしいので着替える。
下はダメージパンツで、中にノースリーブでお尻が半分位隠れる位の長い丈のチュニックっぽいのを着て、上に大きめサイズで薄い生地のワイシャツ風の上着を着る。
袖はワイシャツの袖のボタンが外されたみたいに広がっていて、動きやすい。
MO「うん…儚さと格好良さが出て中々の出来だわ…！！」
「ありがとうございます、オンニ」
MO「ヌナって呼んで」
「…ヌナ」
MO「んふふ、良いのよ〜！」
どうやら男装中の私はメイクオンニのドタイプらしく、そう呼ばなければいけなくなった。
着替えが終わって、スタジオ内に入ると一斉に見られる。
TH「…う、薄くない…？」
「うん、寒い」
JK「ヌナ、体冷やしますよ」
JM「これなら寒くないでしょ？」
ギュッと3人に抱き締められ、暖かくなる。
正面に居るジョングクの肩に顔を置いて、抱き締め返す。
TH「グガ、ヒョンに変わって？」
JM「いや、僕と変わろう？」
JK「絶対に嫌です、ね、ヌナ？」
「んー…」
温かくて、適当に相槌を返す。
すると撮影するらしく、セットの中に移動する。
ホソクオッパの左前に置かれてある椅子に座ると、私服風の衣装での撮影が始まる。
撮って休憩してる間もカメラで撮られてるけど、デビューの時からずっと極力映らないようにしていた。
声だけ入っていても、姿は映らないように頑張った。
MVを撮ってからオフショットを撮っていると、謎にジョングクにも撮られたのでピースしてみると全員に撮られる。
TH「ハート頂戴！！！」
JK「愛嬌下さい！！」
SJ「あっ！！俺も欲しい！！！」
JM「髪かきあげて視線こっち！！」
HS「ネクタイを付けて、緩めながら視線をこっちに！！」
RM「頬に人差し指を当てて、少しだけ首を傾げてこっち見て」
YG「お前ら何してんの？トゥミョン、動くな…そのまま人差し指咥えてこっち見ろ」
「いや、皆さん何してるんですか」
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作者名：秋桜 | 作成日時：2022年8月7日 22時
