花びら156枚目 ページ6
カメラの前に立って、思った事を少しだけ話す。
「…はい、という訳で私のお別れパーティーがそろそろ終わりになります…いかがでしたか？普段の私じゃ考えられない、もう1つの私の素の顔を出しましたが…"相変わらず面倒見の良いジョングクのヌナでした！"、"彼氏感もあって良かった！"、"オンニが隠れ酒豪なの知れて良かったです！！"…はは、ありがとうございます」
コメントを見て、一旦深呼吸をする。
「…これで私を見る事は無くなると思いますが、離れていても私のペンである方々の事はずっと想ってますし、愛してます…また皆さんの元に戻って来れるように私も頑張ります、そしてさっきの番組でも約束したように笑顔で皆さんの元に戻って来ます！…では、また会う日まで元気にしてて下さい…あ、他のメンバーに目移りしても良いけれど、バンタン以外のグループは推さないでね？嫉妬しちゃうから…じゃ、あんにょん」
微笑みながら、手を振ってから手でカメラを押さえてライブを切って貰った。
後ろを向くと、テーブルに伏せってる7人の姿が。
「？あれ、どうしたんですか？」
HS「無自覚って良くない…！！」
RM「いきなり砂糖をぶっ込むから心臓に悪いよね…」
JK「ぬ、ヌナ…っ」
JM「嫉妬しちゃうって…可愛い…」
その4人の声しか聞こえなくて、ソクジンオッパとユンギオッパとテヒョンは完全に死んでいた。
暫くすると、皆むくっと起き上がったけど。
SJ「はー…これでトゥミョナは正式に活動休止かぁ…オッパは寂しいな」
「ふふ、またここに戻って来れるようにしますって」
YG「…マジでまたここに戻って来いよ」
「頑張ります」
JK「…約束ですよ、ヌナ」
「うん、約束」
ジョングクと小指を絡めて、約束する。
メイクを落として、バンに乗り込む。
すると、私のスマホが震えた。
取り出してみると、父と表示されていた。
仕事以外には滅多に来ない、父からの電話に戸惑ってしまうがマネージャーさんに近くで停めて貰う。
バンから降りて、通話に出る。
『はい、Aです』
世話『お嬢！！』
『は…？』
世話『すみません、親父の電話を拝借して掛けて』
『いや、いい…緊急だろ？』
世話『っ、はい、親父が…！！』
切羽詰まったお世話係の人の声を聞いて、察した。
…これは、今すぐにでも宿舎から出ないといけないかもしれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 347人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋桜(プロフ) - あんこさん» 一気に拝見して頂き、ありがとうございます！スランプで何も思いつかないなりに更新頑張りますので、引き続き応援して頂けると嬉しいです！ (11月10日 11時) (
レス) id: 64510454d7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 面白すぎて一気に拝見してしまいました(笑)めちゃくちゃ好きな話なので更新楽しみにしてます♪ (10月29日 1時) (レス) id: 055ca00aac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：秋桜 | 作成日時：2022年11月13日 23時
