花びら168枚目 ページ18
ダッシュで車を飛ばして貰い、いつもの美容室に行く。
グレーアッシュに紫のメッシュを入れて貰って、写真を撮って貰う。
「いつもありがとうございます」
店員「いえいえ…！こちらこそトゥミョンさんのヘアカラーを担当させて貰ってありがとうございます…！」
こうやってARMYであるこの店員さんと話すのは最後になるかもしれない。
そう思うと寂しくて、ついつい長く話してしまう。
スマホの通知音で我に返って、会計してから車が待っている所に行って乗り込む。
トゥミョンの個別のアカウントで今日撮った写真を上げて、"戻ってくる為にも頑張ってくるね。"と一言コメントを書いた。
家に戻って、お風呂に入って着替える。
目を閉じて瞑想をする。
「…皆の声、聞こうかな…」
目を開けて、ふと寂しく思ったからスマホを触ってグループの方に呼び掛けてみる。
A今、通話出来る?
そう送るとすぐに既読が付いた。
その瞬間、通話が掛かってきた。
「ヨボセヨ？」
JK「ヌナッ！どうしたんですかっ？」
SJ「ヤーAはオッパに会いたかったんだもんな？だからマンネは早くそこを退くんだ」
JK「は？俺のスマホなんですけど」
TH「Aー！！今日Butterfly歌ってなかった！？」
JM「確かに！びっくりしちゃったもん！」
それは絶対聞かれると思っていたので、口角が自然と上がる。
今回出したアルバムの中ではButterflyが1番好きで、ずっと口ずさんでいた。
歌詞を見れば、なんとなく私と皆が思い浮かぶ。
YG「お前がButterfly歌うとは思わなかったよ」
「え、そうですか？」
RM「うん、Aを思い浮かべながら作った曲でもあるから」
「やっぱりそうなんですね、私も皆と私を思い浮かべてました」
HS「わぁ…オッパ感動しちゃった…」
変わらない皆にホッと安心する。
皆と話していく内に明日、頑張ろうと思った。
彼らの笑顔が曇らないように。
愛してくれるファンの皆の笑顔が曇らないように。
JK「ヌナ、もう1回…Butterfly歌って」
「…うん」
ジョングクがそうお願いしてきたから、Butterflyを歌う事に。
歌っていく内に色々思い出して、止まってしまう。
HS「…A？」
「…明日、無事だったら戻って来ても良い…？」
YG「…当たり前だろ」
SJ「そうだよ、Aの居場所はここなんだから」
RM「安心して戻って来て良いよ」
ーーー
皆さんお久しぶりです…。
スランプで新しい年の1ヶ月が終わる時に更新しました…
すみません…！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 347人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋桜(プロフ) - あんこさん» 一気に拝見して頂き、ありがとうございます！スランプで何も思いつかないなりに更新頑張りますので、引き続き応援して頂けると嬉しいです！ (11月10日 11時) (
レス) id: 64510454d7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 面白すぎて一気に拝見してしまいました(笑)めちゃくちゃ好きな話なので更新楽しみにしてます♪ (10月29日 1時) (レス) id: 055ca00aac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：秋桜 | 作成日時：2022年11月13日 23時
