花びら191枚目 ページ41
声のした方を向けば、真剣な顔をしたユンギオッパが居た。
YG「…こんな所で言う事じゃねぇと分かってるし、本当はもっと良い所で言いたかったけど、メンバー達にも聞いてほしいからこの場で言う事がある」
そう言って私の元にくる、ユンギオッパ。
何故だろう…凄いドキドキする。
緊張、もそうだけど、でも胸が締め付けられて頬が熱くなる。
YG「…俺は回りくどい事はあまり言わないから単刀直入に言う…」
「は、い…」
声が震えてしまうが、ユンギオッパを真っ直ぐ見つめる。
胸がうるさく騒いで、耳元まで鼓動が聞こえてくる。
YG「Aが好きだ、付き合って欲しい」
そう言うユンギオッパの顔は見たこと無いくらいに真っ赤だった。
YG「…返事、聞かせて」
「っ、あ……よ、よろしくお願い、します…」
TH「うわぁぁぁぁあ!!Aがユンギヒョンの物になっちゃったぁぁぁあ!!」
JM「…ふふ、おめでとう、A!なんとなくは察してたけど…でも諦めるつもりは無いよ?」
そう言うジミンさんの笑顔が真っ黒に、見えたのは私の気の所為だろう。
JK「…ヒョン、泣かせたらはっ倒します」
YG「怖いて」
HS「ヒョン、素敵なカップルにならないと俺が奪い取りますよ?」
NJ「ホソガ!?」
この空間が心地良いって思えるのは、おかしいのだろうか。
この空間が壊れないようにしたいと思うのは、ダメなのだろうか。
…それでも、私は叶えたい。
どんなに不可能でも、どんなに厳しい言葉をかけられても、彼等を守るための努力は惜しまない。
裏の社会で生きてきた私はそんじょそこらに居る、か弱くて可愛い女の子では無いのだから。
ARMYからしたら悪女かもしれないけど。
こんなイケメンさん達の中に女が入ってるから、嫌な気分にはなるよね。
でも、私は私を受け入れてくれた会社とこのグループに貢献したい。
YG「…A、好きだぞ」
「〜っ!!!!!」
YG「ふ、顔が真っ赤だ」
JN「やーやーやーやー!!!皆の前ではイチャイチャ禁止!!」
この騒がしくて面白くて、私に愛情を注いでくれる人達を近くで守りたい。
BTS「1番Aが好きなのは、俺/僕だから/ですから!!」
「は、はは…それでも異性的に好きなのはユンギオッパです」
YG「っ…!」
JK「ヌナ、今からでも俺に変えません?」
「丁重にお断りするよ」
今日も私は、ユンギオッパと皆に
fin
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秋桜(プロフ) - あんこさん» 一気に拝見して頂き、ありがとうございます!スランプで何も思いつかないなりに更新頑張りますので、引き続き応援して頂けると嬉しいです! (11月10日 11時) (レス) id: 64510454d7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 面白すぎて一気に拝見してしまいました(笑)めちゃくちゃ好きな話なので更新楽しみにしてます♪ (10月29日 1時) (レス) id: 055ca00aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:秋桜 | 作成日時:2022年11月13日 23時