傷付いた訳ありの悪の花には愛情を 3【BTS】 (ページ45)

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花びら145枚目ページ45

次の日。
オッパ2人に起こされてリビングに行くと、皆が揃っていた。
ジミンとジョングクは半分寝惚けてたけど私が来た瞬間、ぱっちり目を覚ましたらしい。

「え、何それ…2人とも凄い」
JK「でしょう！？ヒョン、どうしましょう！！ヌナに凄いって言われちゃいました！！」
JM「んふふ、僕もなんだけど…良かったね！ジョングガ」
JK「ふふ、嬉しいっ！！」

目尻に皺を作りながらくしゃりと笑いながら喜んでる姿が可愛くて、見てるこっちの頬が緩んでくる。

「ふふ、そんなに？」
JK「…ヌナの微笑みぃ…」
HS「ねぇ、本当にこのマンネどしたの、頭のネジどこ行った？」

ジョングクが胸を押さえてソファーに座り込んだら、闇ホソクオッパが降臨してそう言った。
朝ご飯を皆で食べて着替えてから、また皆とワイワイ話しているとマネージャーさんが迎えに来てくれたらしくカトクで呼ばれる。

一緒に皆とバンに乗り込む。
私のソロステージが終わった後に皆で最後の仕事が2つあるらしく、そのまま向かうんだとか。
1つは雑誌の撮影、もう1つは分からない。
皆も楽しみにしてるのかソワソワと落ち着かなかった。

テレビ局に着いて、バンから降りると私ペンのARMY達が待っていてくれた。
皆よりは少ないけれど、でも意外と多かった。

AR1「トゥミョナー！！」
AR2「オンニー！！」
AR3「ステージ楽しみにしてるよー！！」

いつもなら私以外のペンが居るからお辞儀だけしてたけど、今日は私のペンしか居ないので少し微笑んで手を振る。

AR「きゃぁぁぁぁああ！！」
AR4「オ、オンニが手を振ってくれた…！！」
AR3「し、死ねる…！！」

なんか既視感を覚えながら、テレビ局に入って行く。
皆はバンを止める駐車場から入ってくるのだとか。

控え室に向かうと、いつものメイクオンニと新人さん？のメイクさんが居た。

MO「あ、A…じゃなくて、トゥミョナ」
「おはようございます、どうしたんです？このメイクさんは…？」
MO「この子、どうしてもトゥミョンのメイクがしてみたいって言うから連れて来たの」
「へぇ…じゃあお願いします」

メイクオンニの言い方的に、オンニが育てて来た子だっていうのが何となく分かったので、任せる事にした。