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花びら142枚目 ページ42

ストレートでチャミスルを呑んだり、ユンギオッパ用のワインを分けて貰ったりしていると皆から見られる。

「?何?」
JM「いや…Aってお酒強いの…?」
「…うーん…どうだろう…私の家は酒豪の集まりだとも言われてるけど、私自身は弱いかも」
HS「…多分、その言葉は嘘だよ…僕より強いんだから」
「悲しい理由で分かるのが何とも言えないですね…」

少し遠い目をしてそう言うホソクオッパに苦笑を浮かべる。
ソクジンオッパとナムジュンオッパが程よく酔った頃、ナムジュンオッパが思い出したように聞いてきた。

RM「そういや、Aっていつから若頭なの?」
「え、うーん…私にも分かりませんが、でも男の世継ぎも居なかったけど私の前に若頭候補は居ましたよ…でも、私が舐められない位に力を付けて成績も良かったので、幹部で会議を行って中学の頃に正式に私が若頭って決まりましたよ」

お世話係の人に聞いた事を話すと、へぇ…と納得したように頷いていた。
それからも話していたけど、私の過去には決して触れなかった。

どうやって育ったのか、母親はいつ亡くなったのかとかを聞いてくれずに済んだけれど、ただ皆には知っていて欲しいから、明日話そう。

そう私の中で決心した。

プチパーティーもお開きになり、ナムジュンオッパとホソクオッパの3人でナムジュンオッパの部屋に向かう。

HS「よし、ナムのベッドで寝よ〜!!」
RM「えっ狭いよ?」
「…まぁ詰めて寝転べば大丈夫ですよ」

そう言って、3人で詰め詰めの状態で寝転んだ。
ホソクオッパとナムジュンオッパの間で2人に腕を回されながら、話す。

RM「Aが明後日から居なくなるんだね…」
HS「ナムジュナ、今言わないでよ…僕の傷を抉ってるよ?」
RM「ホソクだけじゃないよ、俺も俺の傷を抉ってるから」
「…ホソクオッパは、最初冷たい笑顔だったのにね」
HS「や〜ごめんって!今ではAの事が1番大好きだよ」
RM「オッパは?」
「ナムジュンオッパは流石リーダーだなって思う位、私が入って来ても仲介役として居てくれたなぁって思ってた」

2人の温もりに包まれて目を閉じながら、そう答えるとギュッと強く抱き締められる。

あ、待って。
ナムジュンオッパに強くされてる所、ミシッて言った。
ジョングクと同じ状態だよね、これ。

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作者名:秋桜 | 作成日時:2022年9月25日 12時

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