花びら121枚目 ページ21
次の日、家の車で会社に送って貰って、皆と合流してからスケジュールをこなして行く。
カムバの活動が落ち着くまではスケジュールをこなして、3月になれば、ジョングクの入学式に参加したりした。
JK「ヌナー!どうですか!?」
「うん?格好良いと思うよ、よく似合う…入学おめでとう」
JK「ありがとうございます!」
「ジョングギ…これあげる」
今日付けてきたリングネックレスをジョングクに渡す。
小さい頃からずっとお守りとして付けてきた物だけど、自分でどうにか出来る私には必要が無くなった。
JK「え、でも、ずっと付けてた物なのに…」
「良いよ…私にはもう必要のない物だけど、ジョングクには必要だと思うから」
JK「…ありがとう、ございます…」
背伸びして、ネックレスを付けてあげると少し涙ぐんでいた。
皆で写真を撮って、入学式の時のジョングクを皆でこっそり撮ったりした。
次の日から、日本デビューの為に今まで出した何曲かを日本語に訳していく。
日本語歌詞にする人とか皆に聞きながら、歌詞にしてレコーディングも担当する。
日本デビューする前にリパッケージアルバムを出したりもして、忙しかった。
その間にも、家の方の"仕事"が入って来たりするので寝不足な日々が続いた。
ちゃんと睡眠を取って、無事に日本デビューを果たして皆と喜んだ。
ただカムバの準備をしないといけないから、そんな余韻に浸ってる場合ではなかった。
「…この歌詞だと私、また男装かな」
JK「やった」
TH「好き!!」
JM「また、Aと同じ身長なのー?」
「ジミナはまだ分かるけど、ジョングクとテヒョンはなんで喜んでるの…」
振り付け練習の休憩中に謎に喜ばれて、突っ込んでしまう。
男らしさを意識しながら振り付け練習をして、ホソクオッパに分からない所を教えて貰う。
「こうですか…っ!!」
HS「っと…A、大丈夫!?」
「大丈夫、です…」
HS「…凄い隈だ、もう今日は帰って寝よう?」
「いや…大丈夫です…頑張らないと」
HS「大丈夫だから、帰るよ」
「…はい、ごめんなさい」
HS「謝らないで」
少し怒ってるようなホソクオッパにそう言われて、黙る。
その日は勿論、宿舎に帰らされて寝かされた。
次の日からカムバする日までは根詰めて、頑張って、笑顔の練習もする。
理由はマネージャーさんに、もう少し笑顔を出せと言われたから。
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作者名:秋桜 | 作成日時:2022年9月25日 12時