花びら117枚目 番外編 5枚目 ページ17
Aside
グネグネに曲げます。
TH「Aっお花作れる！？」
「種を植えて育てる事は出来るけど、結構先の話だよ」
TH「違う違う、えっと…日本の文化にある、お花を組み合わせて飾ってるやつ！！」
「あぁ…華道ね、一応は出来るけど」
TH「それやって！！ジミナの誕生日だし、良いでしょ？」
両手を合わせてこてんと首を傾げたテヒョンは、狙ってないのだろうけどあざとい。
それにやられて、許してる私も私だけど。
「分かった…でも、お花はジョングギと選んで来て」
JK「呼びましたっ？」
「…うん、テヒョンと花屋に行ってジミンに合うお花を選んで来て欲しいの」
JK「…分かりました」
ぴょこっと出て来たジョングクはニコニコ笑って可愛かったのに、私が頼み事を頼むと唇を尖らして拗ねたように見えた。
だから頭を撫でてあげると笑って、機嫌を治してくれた。
すると、テヒョンが玄関に向かっている途中で私の部屋に顔を出し、すぐ向かった。
TH「ジョングガー！行こっ！！」
JK「あっ！ヒョン、先に行かないで下さいよ！！変装もしてないじゃないですか！！」
「え、してたよ」
JK「えっ？」
「アフロに」
JK「…ひょぉぉぉぉぉぉん！！」
HS「ひぎゃあっ！？…ジョングギ！？とアフロ！！？」
おぉ…凄い。
高速ダッシュでテヒョンの元に行ったんだけど。
…人間ってあんな速さが出るんだなぁ。
まぁ、アフロで変装してるヒョンと一緒に歩きたくないよな。
…てか、誰か居なかった？
HS「びっくりした…あ、A」
「あ、ホソクオッパでしたか」
HS「うん、なんでこんな開けっ放しにしてるの？」
「テヒョンとジョングギがカクカクジカジカで…」
HS「あー…話をした後に2人が開けっ放しにしたまま行ったんだ？」
「はい」
苦笑しながら私の隣に座って頭を撫でてくれた、ホソクオッパ。
HS「…じゃあマンネラインでプレゼントするんだ？」
「…まぁ、そんな感じになりますね」
HS「ナムジュナの時もマンネラインからじゃなかったっけ？」
「そうされましたね、はい」
HS「個人ではあげないの？」
「あげても良いんですけど、私が出来るのお菓子作り位なので」
HS「それで良いじゃん！！」
そう言ってきた、ホソクオッパの瞳が輝いた。
驚いて退くと、頭をポンポンと撫でられる。
HS「ごめんね？でも良い案だと思うよ、何作るの？」
「…フローズンチーズケーキ、ですかね…」
HS「何それ！美味しそう！！」
「…一緒に作ってみます？2人を待ってる間に」
HS「うんっ！」
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作者名：秋桜 | 作成日時：2022年9月25日 12時
