花びら113枚目 ページ13
それからも色々なテレビ局に行ったりして、音楽番組に出演していた。
だけど、ジミンとテヒョンの卒業式がスケジュール中にあったらしくて少し寂しそうだった。
SJ「よし、Aの時みたいに何かしようよ」
YG「良いですね…でも、どうします？帰って来るのは遅いですよ？」
HS「うーん…またケーキだけにします？Aに花束を渡して貰って」
RM「それ良いな、流石ホソク」
「じゃあジョングクと花を選んで来ます」
JK「ヌナとデートだ〜！」
「違います」
お昼の休憩中、テヒョンとジミンには適当に誤魔化してからジョングクを連れて控え室から出る。
ただ、メイクしたままだったので街中に行くだけでも騒がしくなった。
ペン1「えっ！？トゥミョンオンニとジョングクオッパ！？」
ペン2「うっそ！！どこどこ！！」
ペン3「生の男装してるオンニ…！！格好良い…！！」
ペン4「何か収録してたのかな！？」
ペン5「え、この近くで！？他のオッパ達も居るの！！？」
ペン6「え、とりあえず写メ撮らなきゃ！！」
ペン7「トゥミョンよりテヒョンオッパの方が良い…！！」
ペン8「いや、それな、あの女は何のつもりなんだろ…」
ジョングクが少し縮こまってしまったので、手を握って騒いでる皆の方に顔を向けて、人差し指を唇に当てる。
「…ジョングクが怖がってるから、静かに、写メも撮らないで下さい」
少し威圧感を出す為に、声を低くする。
すると、シーン…と静かになる街中。
ジョングクを隠すようにしながら、花屋に向かう。
「着いた…よし、どんなのにしようか」
JK「テヒョニヒョンは向日葵が似合うと思います」
「ふふ、確かにね…ホソクオッパも似合いそうだけど」
JK「でも季節的に無いんですよね…」
「うん…テヒョンにはオレンジ系の花で、ジミナには青系の花でやって貰う？」
JK「ですね」
店員さんを呼ぶと、目を見開いたが直ぐに笑顔になって接客をしてくれた。
店員「オソオセヨ〜どうなさいましたか？」
「えっとお花の組み合わせを頼みたいんですけど、夕方までに出来ますか？」
店員「はい！どういう感じにしましょうか？」
「2つ頼みたいんですけど、どっちも卒業祝いとしてなんです」
店員「なるほど…お花の種類とか色の系統はお決まりですか？」
「オレンジ系統と青系統の花でそれぞれ作って欲しいです」
店員「承知しました！」
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作者名：秋桜 | 作成日時：2022年9月25日 12時
