#87 お熱 ページ7
Aside
年が明けて早々、Fischer'sメンバー全員がダウンした。
シルクは38°Cも熱が出たのに『冷えピタ克服する!』って張り切ってた。
マサイもさっき通話したけどだるそうだった。
大丈夫かな…?
マンション同じだし、部屋近いから様子見に行こうかな。
ピンポーン
マサイ「はーい…あ、A、どうした…?」
A「電話した時にだるそうだったから様子見に来たの」
マサイ「はは、ありがとう。…上がって」
…話し方からして結構辛そうだ。
マサイ「Aも、調子どう?」
A「たまに頭とかお腹とか痛くなるけど熱はずっと微熱だから大丈夫!」
マサイ「…あんま、無理すんなよ」
自分の方が辛いはずなのに私の気遣いまでしてくれる。
私も何か…
A「そうだ、熱が下がりそうな物買ってくるね」
マサイ「ん。大丈夫」
A「え、でも熱上がったんでしょ」
マサイ「Aが居てくれた方が治る」
A「っ!…そ、そうなんだ〜」
マサイ…
こんな高熱が出てる時でもそんな事言って…
急な不意打ちを喰らい、頬が熱くなるのが分かる。
A「…わかった、ここに居るよ。でも出来る限りは看病するね」
マサイ「ありがとう…A、だいすきぃ」
そんなマサイを見て不覚にもキュンとしたのはここだけの秘密。
結構その日は夜ご飯を一緒に食べてから帰りました。( *´ `)
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かれーこ - もし、続きがあるのならば読みたいです! (2019年5月5日 17時) (レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
碧憂(プロフ) - 早く見たいです!! (2018年8月2日 17時) (レス) id: 6d83a8b27a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和菓子系女子 | 作成日時:2018年1月6日 11時