大切な仲間。【Fischer's】3 (ページ33)

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あれからどのくらいの時間が経ったのだろう。

あの後、シルクはまるで何事も無かったかのように、いつもの調子に戻った。

そして、何故かシルク家で飲み会が始まって今に至る。

「眠い」と言って寝室に入って行ったモトキ、ンダホ、ザカオ。

酔っ払って床に倒れているぺけとダーマ。

そして両隣にシルクとマサイ。

二人とも私の肩に頭を乗せている。

マサイに関しては腕をしっかりholdしている。

シルク「んははぁ～」

この野郎…

幸せそうに酔っ払いやがって。

A「おーい、おーきーろー」

ほっぺをツンツンしたり、揺すったりしても全く起きる気配がない。

諦めて、起きるのを待っているとシルクは寝息をたてはじめた。

A「…ずっと寝てろ」

腹いせにシルクのおでこをぺちっと叩くと、その音に反応してマサイが起きた。

マサイ「…ん…?」

寝起きの様なぼけーっとした顔をしているマサイ。

マサイ「…ぁっ」

私の腕をしっかりholdしていることに気付いたのか、慌てた様に手を離した。

A「おはようさーん」

マサイ「…まだ夜だよな」

A「そうだよ。おはよう」

マサイ「おはよう」

若干笑いながらおはようをかえしてくれたマサイ。

するといきなり立ち上がり、寝室に入って行ったマサイ。

…一人で寝た？

と思いきや、布団と枕を持って戻ってきた。

A「…ここで寝るの？」

マサイ「いや、これシルクの」

そう言いながら半ば無理矢理シルクを肩から下ろし、寝かせたマサイ。

それでもシルクは眠っている。

マサイ「歯磨きして寝ようー」

A「おー」