#111 嘘と真実(マサイside) ページ31
今日はシルクの家に全員+ももで集まる。
俺はAがシルクの家に行くのが不安だと思い、お節介かもしれないがずっと近くに居る。
マサイ「シルク、本当にあのメッセージはAが送ったと思うのか?」
俺のその一声で、話し合いが始まったようだ。
シルク「…」
シルクは俺の問いかけには応じず、椅子に座っている。
桃華「…本当にAがやったの…?」
黙っているシルクを見て、ももは不安が顔に出てしまっている。
ダーマ「…俺は、こいつはやってないと思う」
そう言いながらダーマは、真っ直ぐにももを見た。
桃華「…?」
ももは『なんで私を見て言うの?』といった顔をしている。
マサイ「桃華はあの日、途中でトイレに行きましたよね?」
桃華「…え、えぇ、そうだけど?」
桃華はもうすでに焦りが顔に出ている。
マサイ「ちなみに、どこのトイレに行きましたか?」
桃華「えっ、と…公園の公衆トイレだけど?」
…嘘をついたな。
マサイ「…ふぅーん」
ダーマ「じゃあ、なんで俺にAの家の鍵を借りたんだ?」
A「…?」
Aは『え?ダーマ勝手に私の家の鍵貸したの?』と、目で言っている。
桃華「…そ、それは…Aの家にお財布を忘れたから取りにいったの!」
…明らかに動揺してるし、嘘も無理がある。
…これは、確定だな。
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かれーこ - もし、続きがあるのならば読みたいです! (2019年5月5日 17時) (レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
碧憂(プロフ) - 早く見たいです!! (2018年8月2日 17時) (レス) id: 6d83a8b27a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和菓子系女子 | 作成日時:2018年1月6日 11時