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次の日、俺はンダホの家に向かった。
ンダホ「あの日変だったこと?」
マサイ「うん。誰のことでも良いから」
ンダホ「…公園で遊んでる途中、桃華ちゃんがトイレに行ったよ」
マサイ「…途中で抜けた事は知ってたけど、トイレか」
ンダホ「うん。だけど、なんか変だった気もする…」
だんだん声が小さくなっていくンダホ。
マサイ「どこらへんが?」
ンダホ「えっと、なんかね…困ってる感じだった」
マサイ「あー、そりゃ男に『トイレいってたー』なんて大声でいえないからな」
ンダホ「あっ、なるほど!」
その後、数分間笑い声が響いた。
ンダホ「そういえば、あの日のことじゃないけどさ」
マサイ「うん…?」
俺は改めてンダホの方に向き直した。
ンダホ「最近Aがね、マサイの話ばっかりするんだ〜♪」
マサイ「…へ!?えっ…Aが!?」
ンダホ「ん?そうだけどどうしたの?」
マサイ「いや、何でも」
俺は顔に熱が集まってしまったのを隠すようにうつむいた。
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かれーこ - もし、続きがあるのならば読みたいです! (2019年5月5日 17時) (レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
碧憂(プロフ) - 早く見たいです!! (2018年8月2日 17時) (レス) id: 6d83a8b27a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和菓子系女子 | 作成日時:2018年1月6日 11時