ドアの向こう ページ42
YN「隣の楽屋が空いてるから。そこで待ってて？」
チャンミンが私を離すと、直ぐにユノが私にそう言った
CM「マネージャーにも了解済みだから。」
穏やかに私に微笑みかけるチャンミン
「うん、分かった。じゃあ、待たせて頂きます」
YN「うん」
CM「直ぐ行くから」
二人の言葉に頷くと、私は彼らの楽屋を出た
パタン…
『ヒョン、今の誰？日本のスタッフの人』
扉の向こうから聞こえてきたのは、彼らの後輩であろう
部屋の中に居た若い男の子の話し言葉
少しの興味を持って、ドアに耳を澄まし
その韓国語の会話を聞いていた
『あぁ、うん。僕らが凄くお世話になってる人』
そう答えたのはユノ
『ヘアメイクさんとか衣裳スタッフさんとかですか？』
今度は若い女の子の声
『僕らの栄養管理士さんだよ。凄く優秀な』
そう答えたチャンミン
「優秀な栄養管理士ね。ふふっ」
チャンミンの言ったことは間違えではない
もっともな言い方に、少しおかしくなる
『凄く親しそうだったからビックリしちゃった(笑)
でも友達にしてはオバサンだし〜』
「ﾑｯ！……オバサン」
女の子の言い方に、分かっていてもカチンとくる
『オッパ達には釣り合わないくらい普通だし〜
あははははっ！(笑)』
「悪かったわね、普通で」
若いアイドルの女の子を可愛いな…なんて思って見ていたけれど
実際は私を見てこんなふうに思っていたのかと
容姿が可愛いだけに、少し幻滅した
『あの人、凄く優秀なんだよ。
僕らが尊敬するくらい』
女の子を戒めるような言い方では無く
柔らかくそう言ったチャンミン
その言葉の続きが気になって、そのまま耳を澄ます
『本当。チャンミンの言う通り。
彼女が居てくれたから、僕達は今日こうしてコンサートをすることが出来たようなもんだよ』
チャンミンの言葉に乗り、熱く後輩達にそう伝えたユノ
『ヒョン達がそこまで言う人って、凄いですね』
男の子は、二人の言葉に素直にそう言った
『彼女を、僕はとても尊敬してるし
それに、とてもチャーミングな女性だとも思ってる』
チャンミンの言葉に、人知れず少し照れた
YN『僕も。人間として、とても大好きな人だよ。
あと、オバサンなんかじゃないよ〜(笑)』
CM『そばにいると凄くよく分かる。女性らしくて、とても綺麗な人だよ』
「ユノ…チャンミン……ふふっ(笑)
ありがと」
私をかばってくれた二人に
心がとても温かくなった
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裕(プロフ) - alexisさん» 最初の難しさに楽しさを見出しているような。。。みたいな感じで(笑)いつもありがとうございます(*´∀`*)ノ (2018年10月2日 22時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - あまいくりーむさん» ありがとうございます(T.T)次章もがんばって更新しますね！ (2018年10月2日 22時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 環琉さん» ありがとうございます(ToT) (2018年10月2日 22時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ジェジュンとの“仕事”…ヒロインはプロですが、、、ぃやー難しい仕事ですよね…けど、めっちゃやり甲斐もありそうな……。次章も楽しみにしています♪ (2018年10月1日 23時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - すごく面白いです！楽しみに拝見しています！ (2018年10月1日 17時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年4月17日 13時
