見せたいもの ページ31
ユノが先に食事を始め、そのうちチャンミンもシャワーを終えてダイニングにやって来た
携帯を操作しながら食事をするユノに
大きな口でご飯を頬張るチャンミン
私がここでずっと見てきた風景
キッチンで片付けをしていると
お茶碗を持ってチャンミンがキッチンにやって来た
「おかわりね」
CM「うん、お願い」
彼の母か、はたまた食堂のおばちゃんのような自分に
将来は自分のお店を持っても良いかもしれないと
何の関係もないことを思い浮かべていた
「はい、ご飯」
CM「ありがと」
茶碗を彼に手渡し、また片付けに戻ろうとした私に
CM「食事が終わったらちょっと見せたいものがあるから、片付けきりがついたらダイニングに来て？」
チャンミンはそんなふうに言った
「見せたいもの？」
CM「うん。よろしく」
微笑みながらダイニングに戻っていったチャンミン
見せたいものって何だろう？
それがとても気になりながら、残りの片付けにまた取りかかった
そして間もなく、自分の使った食器を持ってユノがキッチンにやって来た
YN「ごちそうさま。美味しかった」
「うん。良かった」
食器を受け取り片付けていると、今度はチャンミン
CM「ごちそうさま。今日も美味しかったよ」
「そう？良かった」
チャンミンから食器を受け取ると
CM「A、コーヒー飲む？」
チャンミンはコーヒーメーカーに向かいながら私に聞いた
「うん、飲む。ありがとう、チャンミン」
CM「うん」
片付けが終わる頃、3つのカップにコーヒーを入れて
チャンミンはトレーを持ちながらダイニングに向かった
テーブルにはコーヒーが3つ置かれ
私も席に着いた
「いただきます」
CM「どうぞ」
コーヒーの香りに包まれ、和やかな雰囲気で
三人ともコーヒーを飲む
「うん、美味しい」
CM「っふ(笑)」
私が笑顔を向けると、チャンミンは照れたように微笑んだ
YN「A？」
「うん？」
話を切り出したのはユノ
YN「僕達は明日から日本へ、ライブのために行かなくちゃならない。
今回の日本でのツアーのファイナルで、スゴく大きなステージ」
「うん。私からもささやかだけど、コンサートの成功と無事を願ってスープを作ったの」
CM「ありがとう。美味しかったよ」
「うん」
YN「僕もチャンミンも、周りのスタッフも
今回のステージはとても意味のある物で
凄く大切なステージなんだ」
「うん。そうみたいね」
YN「それで」
「……？」
ユノはズボンのポケットから何かを取り出しテーブルに置いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 782人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - alexisさん» 最初の難しさに楽しさを見出しているような。。。みたいな感じで(笑)いつもありがとうございます(*´∀`*)ノ (2018年10月2日 22時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - あまいくりーむさん» ありがとうございます(T.T)次章もがんばって更新しますね！ (2018年10月2日 22時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 環琉さん» ありがとうございます(ToT) (2018年10月2日 22時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ジェジュンとの“仕事”…ヒロインはプロですが、、、ぃやー難しい仕事ですよね…けど、めっちゃやり甲斐もありそうな……。次章も楽しみにしています♪ (2018年10月1日 23時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - すごく面白いです！楽しみに拝見しています！ (2018年10月1日 17時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年4月17日 13時
