勘違い ページ28
仕事初日にこんなことを聞いてくる人は今までいなかった
JJ「恋人は、いますか？」
「恋人？・・・いいえ、いませんが」
”何故？”という意味を込めて彼に返事をすると
JJ「あっは(笑)すみません。変な意味じゃなくて。
その、今までこうして来てくれる人は皆、年配の方が多くて」
「はい…」
JJ「結構、時間など我が儘を聞いてもらっていたので。
急に必要になった物を買ってきてもらったり」
「そうですか」
JJ「なので、Aさんみたいなお若い方に連絡したり用事を頼んだりして
恋人に誤解をさせてしまったら申し訳ないと思って」
「あはは(笑)そうでしたか」
彼なりに気を遣ってくれているのだろうか
『お若い方』
彼は一体私をいくつだと思っているのだろう
ふと彼の言い方が気になって、聞いてみた
「あの、ジェジュンさん」
JJ「はい」
「私の年齢はご存じですか？」
JJ「えっ？…あぁ〜多分、僕より…下？」
やっぱり。
「私はジェジュンさんの、4つ上です。」
JJ「えぇっ！？」
面白いほどに驚いてくれた彼は
数秒間そのまま固まった
「独身ですが、恋人はいません。
それと、そんなに”お若い方”でもありません」
JJ「あはは…すみません。年上とは思わなくて」
「ありがとうございます(笑)年下に見てもらって」
JJ「見た目で、その…下だとばかり思い込んで。
若いのにしっかりした女の子だなって」
「ふふっ(笑)嬉しいです」
JJ「ごめんなさい」
分かりやすく彼は落ち込み、一回り小さくなったように身を窄めた
大きな彼が、とても可愛く思えるほど
「なので、お気を遣わずにいつでもご用を申しつけて下さいね」
JJ「はい(笑)ありがとうございます」
彼は面白い
この一日で、彼への興味が出て来ていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 782人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - alexisさん» 最初の難しさに楽しさを見出しているような。。。みたいな感じで(笑)いつもありがとうございます(*´∀`*)ノ (2018年10月2日 22時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - あまいくりーむさん» ありがとうございます(T.T)次章もがんばって更新しますね！ (2018年10月2日 22時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 環琉さん» ありがとうございます(ToT) (2018年10月2日 22時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ジェジュンとの“仕事”…ヒロインはプロですが、、、ぃやー難しい仕事ですよね…けど、めっちゃやり甲斐もありそうな……。次章も楽しみにしています♪ (2018年10月1日 23時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - すごく面白いです！楽しみに拝見しています！ (2018年10月1日 17時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年4月17日 13時
