はじめましてAAAです〜7〜 ページ8
そこで、すかさず浦田が
「さぁ。各々思う事は色々あると思いますが、ここで問題です!うちの西島くんはどこに行ったでしょう?はい!末吉くん!」
「え?あ、あぁ。
分かったよ。俺、探してくる…よ…」
「探してくるだけじゃなくて仲直りもしてきてね」
宇野はいたずらっこのように笑いながら
末吉を送り出した。
日高が時計に目をやる。
「ん?予定より10分過ぎ…てる。」
「ほんまや。…廊下にもセンセー居らんで?」
レッスン開始時刻を過ぎているにもかかわらず
講師の姿が見えない。
5人はストレッチをしながら講師を待った。
すると5分程過ぎた頃ようやく講師が来た。
「ごめんごめーん。電車、遅れててー。あれー?末吉くんと西島くんは?」
「あ、ちょっと西島が体調悪いみたいで、末吉が付き添ってます。戻ってくると思うので先に始めてて大丈夫です」と、嘘をつく浦田。
「末吉くんと西島くん…。ふーん。
なんか珍しい組み合わせだね。
まぁいいか。よし。じゃぁ始めるよー」
一瞬、嘘がバレたかと思い、メンバーはドキドキしたが、すぐに気持ちを切り替えた講師に、心の中で感謝した。
そして
「お願いしまーす!!!!!」
元気に挨拶をし、レッスンを始めた。
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作者名:憂〜Ui〜 | 作成日時:2017年9月19日 0時