AAA～8人目の加入～ (ページ4)

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はじめましてAAAです～3～ページ4

次の日ーーー。

今日はダンスレッスンの前に話しがあるからと事務所のスタッフさんから事前に言われていた。レッスンの一時間前には集合出来るように。との事だ。

最初にスタジオのドアを開けたのは末吉。

まだ、誰もいない。
レッスン着に着替えストレッチをしていると、伊藤が入ってきた。
「おはようございま～す。末吉くん早いね。」

「あぁ。おはよ。」
振り向いて一言言うとストレッチに戻る。

「あ、あの。」
と、伊藤が末吉に言いかけた瞬間

「おはようございま～～す！」
ガヤガヤと西島と日高が、入ってきた。

末吉は伊藤の方を見たが
すぐにまたストレッチしていた。

日高がキョロキョロと、辺りを見回す。
リーダーの浦田を探していた。
日高と西島はいつも遅刻をして浦田に怒られていた。
「リーダー、まだ来てないよ。」伊藤が言うと

「っしゃー！」2人はワイワイ喜んでいた。

すると、そこにリーダー浦田が来て、
「お前らうるさい！」
今日もまた怒られてしまった。

「今日は何で怒られてんのよ？」
来て早々、冷たく言い放つ宇野。

「あ、真司郎来てない。遅刻だ～。」
他人(ひと)の遅刻は嬉しそうな西島。

そんな西島の後ろから
「遅刻ちゃうで、ギリギリセーフや。」
ハァハァと、息を切らして時計を指差す與。

更にその後ろから普段聞きなれない声がした。
「全員揃ったか？」
歩きながらこちらへ近づいてくる。

「社長や…。お疲れ様です！」
「お、お疲れ様です！」
7人は、驚きながらも挨拶した。