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はじめましてAAAです〜2〜 ページ3
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眉間にしわを寄せ、大きな歩幅で家路を急ぐ男が一人…。
「どいつもこいつも、仲良しごっこかよ。」
ブツブツと言いながら竹下通りをズンズンと進んでいく。
グループ最後のメンバー、末吉だ。
彼は苛立っていた。
当然、彼もメンバーなので同じようにレッスンに参加していた。
しかし、彼はメンバーの在り方や考え方に疑問を抱いていた。
デビュー出来る嬉しさで浮き足立っている他のメンバーが許せなかった。
そんな芸能界は甘くない。
そんな事を考えながら歩いていたらすぐ家に着いた。
…カチャ……______。
冷え切った無機質な音と共にドアが開いた。
「ただいま」
誰もいない部屋にとりあえず一言言って入った。
________……パタン…。
デビューまであと半年…。
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作者名:憂〜Ui〜 | 作成日時:2017年9月19日 0時