【刀剣乱舞】女装審神者と愉快な刀たち-第四幕-【男主】

第183振：改めてもう一度 ページ33

あのあと、夕飯作りだったり、手合わせだったり、風呂に入ったりと自由に分かれたのち、
夕飯を食べてそれぞれ就寝となった

事実をちゃんと受け止めてくれた、誰も俺を責めたりしなかった
それってすごく嬉しいことなんだよな、いい仲間を持ったよ俺もさ

あの出来事から数日経ったある日のことだった

主「…あの、山姥くん」
姥「そんなに傍にいられるのが嫌なのか」
主「う、そういうわけじゃないけど…」

そんなことはいつもやってたし、それ以上近くにいたことももっとあるからいいんだよ
でもね

へ「山姥切、主が困っているのがわからないのか」

今二人きりじゃないんだよな
長谷部くんがいるんだよな
いろんな意味で心臓落ち着かないんだけど
自分の気持ちを知るためになるべく俺の傍にいるのかもしれないし、もしかしたら不安なだけかもしれないし
TPOというものがあってだな…
………刀だからわかんないか

姥「やはり傍にいられるのが嫌か」
主「そうじゃないって…」
へ「あくまでも仕事中だ、仕事を手伝わないなら出ていってもらおう」
姥「フン、そういうことか…わかった」

あ、悲しそうな顔…なんかやだな山姥くんのあの顔は見ると自分も悲しい気持ちになる

…なら、常に傍にいる必要がない状態にさせてあげればいいのか？

主「…山姥くん、ちょっといいかな」
姥「？」
主「ちょっと話し合ってくるよ、長谷部くんのためにもね」
へ「主…、ありがとうございます」


主「こっち」
姥「？空き部屋か」

新しく入る刀剣男士のための空き部屋の1つ
そこに二人で入る

主「山姥くん…数日経ったわけだけど」
姥「……それか」

察してくれたようだ

主「気持ちに整理はついた？」
姥「あぁ」

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