【刀剣乱舞】女装審神者と愉快な刀たち-第四幕-【男主】

第176振：白状する ページ26

姥「主、主」
主「なっ何でもない！」

落ち着け、冷静になれ俺……！！
いや、これも言った方がいいのかもしれない、けど、自信が無い
これで燭台さんに恨みを持たれてもそれはそれで厄介なことになってしまう
彼ら同じ部隊だし主戦力だし…

燭「主、どんなお話してたの？」
主「ん？いやぁ、山姥くん戻ってきたから近状報告みたいな」
燭「なるほどね…、長引きそうかな」
乱「かもねー」
姥「まだ知りたいことがあるんでな」
燭「そっか」

ひぃ、これは白状しないといけなさそうだ……
さすがに殴られるかもしれないから覚悟して白状しよう………

乱「じゃ、またねー！」
燭「食べ終わったら外に置いといて、持ち帰るから」
主「ありがとう」

2人が退出した
さて昼ごはんは…ソーメンか、美味しそう

姥「あんた動揺してただろう」
主「はっ！？してねぇよ！」
姥「燭台切がどうかしたか」

なんでーーー！？なんで断定するんだよ！？！？

姥「乱は頬に口付けしたことあると自ら言ってきたからな、あれ相手にそんなに動揺はしないだろうと思っただけだ」
主「あ、あぁ…うん……」

乱様言っちゃったのか…なんてこった……

姥「あんた何があった」
主「…い、言っても怒らない？殴らない？燭台さん恨まない？」
姥「…内容によっては」
主「えぇ…」
姥「…はぁ、わかった、しないから言え」

う、うわああああ！大人がよく言う怒らないから正直に言ってくらい信用できない！！！
でも、隠し事はしたくないし、後からばれて気まずくなるのも耐え難い

……い、今しか、チャンスはない！

主「…自分の不注意だったんだけど、燭台さんに、き、キス……されました」

今無性に死にたい気分だよ山姥くん

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