第九十四振:付喪神 ページ44
そうだ、仮にも神様なんだ
卑屈だろうがオカンだろうが男の娘だろうが兄貴だろうが虎だろうが…
燭「主、主は気を使わなくていいんだよ」
主「へ…?」
燭「元々僕らは人に使われてた物なんだし、付喪神は物の数だけいるんだよ…100年くらい経ったらね」
でも付喪神って人を襲うイメージあったんだよなぁ
使われくなったことに腹立てて仕返しに人間襲うみたいな……
主「付喪神って怖いイメージあった」
燭「はは、拍子抜けした?…ごちそうさま、と」
主「人襲うって聞いたし…でも刀剣男士たちはそんなことないから安心したよ」
燭「ふーん、まぁ間違ってはいないかな」
主「えっ!?もしかして刀剣男士にいる!?」
燭「いや、それはわかんないけど」
そういうときどうしたらいいんだ……
主「審神者業不安になってきた…」
燭「また?この前も言ってたよね?」
主「う…メンタル強くなんなきゃいけないのはわかってんだよ……」
なろうとしてすんなりなれるものじゃないんだよなぁ
みんなは大丈夫って言うけど、不安は拭いきれない
主「ごちそうさま、すごくおいしかったよ」
燭「お粗末さまでした」
燭台さんが食器を片し始める
俺も皿を重ねた
さて、歯でも磨いて………
燭「…主」
主「ん?」
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作者名:るた | 作成日時:2015年4月11日 18時