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第九十振:会いたい人 ページ40

歌仙くんの遠征部隊も帰ってきたので
みんなを広い部屋に集めて紹介する

…五虎退くんすっごい緊張してるんだけど

五「僕があの、五虎退です…謙信公へのお土産です」

一応自己紹介はできた、よかった
にしてもお兄さんが完璧に保護者の視線なんだよなぁ……

五「その時、なんというか…調子のいいお話がつけられて、僕、虎をいろいろやっつけたことになったんですけど、ぐすっ」

あっ

五「ほんとはただの短刀でぇ・・・ぐすっ」

あああああー!?ダメだったーー!?

主「ご、五虎退くん、ありがとね、うん」
乱「五虎退おいでー!よしよし!」
薬「寂しかったろ、けどもう心配ねーぜ?」
鯰「わっ、虎だ!」
前「会えてよかった、うれしいです」
五「う、うわーん!!」
一「まったく…いつまで泣くつもりかな、ふふ」

あっ、これぞまさに兄弟愛…!
うっ、涙腺緩くなったか…やばいこれ泣ける…!!

燭「羨ましいね、兄弟」
鶴「まったくだ」
太「次郎は元気でしょうか……」
歌「風流だね…」

血の繋がりがなくたって、一緒にいなくたって
兄弟は兄弟なんだなぁ

堀「…切国に、会いたいな」

……

主「五虎退くんには第二部隊に入ってもらうね」
乱「ボクと一緒だ!よろしくね!」
鯰「あ、俺もー!」
五「はいっ兄さん!」

安「会いたい人に会えるのはいいことじゃないか」
加「俺たちは会っちゃうと歴史変わるもんねー」
へ「俺は主がいれば構いませんよ」
蛍「国俊ー…国行ー…」

そうだよなぁ…みんな会いたい人はいるんだよな…

俺も、いるけど

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作者名:るた | 作成日時:2015年4月11日 18時

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