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第八十一振:観察 ページ31

主「馬当番とか畑当番…手合わせとかやらせてます」
一「そうですか…ふふ」
主「もちろんお兄さんも蛍くんも」
蛍「頑張る」

まぁたまに当番や手合わせ以外のことをやってたりするけど

主「えーと…あ、前田くんと鯰尾くんだ」
一「どれどれ……」

彼らは馬当番だ
そういえば鯰尾くんって前に馬糞とか言ってたけど投げたりしてないよな…?

一「しっかり仕事していますね」
蛍「たのしそう…」

まぁふざけてはいないかな…
さて、残る兄弟はどこに……


主「あっ」
一「えっ」

なんか足音が聞こえたような…

蛍「ん?」
主「ちょっとこっち来て」
一「どうしました?」

空いてる部屋へ隠れる
足音は誰のだろう


堀「これを運んだら終わりだよ」
乱「はーい、干したから暖かいね!」

一「おお、あれは乱ですな」
主「布団干してたんだね」
蛍「ふかふかそう…」
一「あちらは?」
主「堀川くんって言うの」
一「他の刀剣たちと打ち解けているようですね」

さて、残るは薬研ニキ
どこにいるんだろう
特に当番はやってないみたいだけど…

一「あとは誰がいるんですか?」
主「あに………薬研くんだよ」
一「ほう」
主「でもどこにいるか見当つかなくて…」

うーん…手当たり次第に探してバレるっていうのもなんだかコソコソやる意味がないし…

一「薬を扱う部屋はどこにありますかな」
主「え?」
一「薬研は名前の由来のせいか、薬を扱うのは得意のようでして」
主「…あぁ、なるほど」

そういえば本人から聞いたような

主「だとしたらこっちかな」
蛍「れっつごー!」

さっきからいちいち可愛いな蛍くん

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作者名:るた | 作成日時:2015年4月11日 18時

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