【刀剣乱舞】女装審神者と愉快な刀たち-第二幕-【男主】 (ページ20)

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第七十振：鶴への驚かし方ページ20

鶴「A」
主「ん？」
鶴「君は…驚きは必要だと思うか？」

唐突な質問だ
鶴丸さんは飄々とした感じなのかな…
なかなか意図が読めないぞ………

主「んー、まぁ驚きがないとつまんないかなー」

まぁ変化があるほうが楽しいよね

鶴「そうか……ならAも誰かを驚かせたりするのか？」

うーん…小学生の頃はしょっちゅうやっていた気がしなくもない……

主「……」
鶴「A？」

ここは少し仕掛けてみよう
現代人として、現代風サプライズとやらを披露しようじゃないか

さっきの仕返しも兼ねて、ね

主「鶴丸さん」
鶴「？」

いくぜ！！俺の身体よ動け！！！

主「カバディカバディカバディカバディ…」
鶴「お、おぉ…！？」
主「カバディカバディカバディカバディ…」
鶴「こりゃ驚きだぜ！なんだこれは！」
主「カバ…げほっ！」

うっ…やはり俺の身体と肺活量はついてこれなかったか…
ホントに体力ねぇなぁ…俺…

鶴「おいおい、無理すんなよ…」
主「俺の元いた世界の驚かし方だ…驚いたか…」
鶴「あぁ、かなり驚いたぜ！」

ならよかった……
……ていうかこれどこかのスポーツなんだよな
別に驚かすための動きじゃないけど
これを目の前でやられたらかなり驚くだろ

インパクト的な意味で

鶴「参考になるな…無理しない程度で構わんから、また教えてくれ」
主「お、おう？」

とにかく気に入られたようだ
まぁ、怪我させないと言ってるから大丈夫だろう

せっかく人の体を手に入れたわけだし
存分に利用してくれよ、全身を