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竹内「うぉ〜い亮〜！」
吉沢「なんだようるさいな」
竹内「お前彼女出来たなら言えよなぁ〜」
吉沢「…は？」
昼休みになるや否や竹内さんがうちの部に来て
一方的に吉沢さんの肩を組む。
広瀬「え、吉沢彼女いたの？」
神木「何それ聞いてないけど！？」
竹内「昨日の朝に吉沢が家から女の子と出てくる所を見た奴がいたのよ。
もうさ〜うちの部その話でもちきりでさ」
嫌な予感がして吉沢さんを見ると
彼も顔を強張らせながら私を見ていた。
竹内「Aちゃん久しぶり〜！」
『あ…久しぶり、！』
広瀬「あれ？二人知り合い？」
竹内「いやお前が原因」
広瀬「え？何どういうこと？」
神木「いやいやそんな事より、どうなのよ亮！」
「噂は本当なの？」と問い詰められる吉沢さんは珍しく焦った様にたじろいでいる。
中川「なぁんだ、付き合ってる人いたんだ」
隣にいた中川くんの耳にも会話は届いていたらしく
私にしか聞こえないような声量で呟く。
中川「安心した」
『…何が？』
中川「いえ、何でもないです。Aさん食堂行きましょ」
そう言って彼は私の手首を掴んだ。
竹内「ん？その方はどなた？」
『あ、この子は…』
中川「初めまして、中川です。大阪からヘルプで来ました。じゃあ…僕達昼ご飯食べに行くんで失礼します」
『え…ちょ』
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作者名：sun. | 作成日時：2021年4月19日 17時
