検索窓
今日:17 hit、昨日:32 hit、合計:29,104 hit

そんな__だよ ページ7

(五条side)







部屋で1人悶々と考える。







五「……やっべぇ、どうやってアタックすればいいんだ。」








ん゛ーー と頭を悩ませるも、今まで誰かを追う恋なんてしたことないから分かるはずがない。






そもそも俺恋したの初めてだし。













ふと頭に過ぎるのは、潤んだ瞳と赤く染った頬。






五「餅みたいな柔らかさだったなー、」









今のところあいつが俺を好きになる可能性はほぼ無いに等しい。



中々に拒否してたからなんかあったんだろうなとは思う。













まぁ、前までの俺なら今頃傑に八つ当たりして部屋が崩壊してる。










けど案外落ち込みきれてないというか、どうにかして俺の気持ちを分からせたいって思うのは











『五条さん、最終話主人公死ぬらしいですよ。』

『この辛いのかけたら美味しいんですよね〜。』

『あ!今僕が勝ちそうだったのに……!』














どうしようもないくらい、俺がAでいっぱいだから。




















五「ってわけ。分かる?」


夏「何をどう考えたら私の部屋に行こうってなるんだい?」


五「だーかーらー!お前にAのこと相談してんの!さっきからそう言ってんじゃん!」

夏「一言も言ってないからこう言ってるんだよ。」





はぁ…… と溜息をつかれてイラッとする。




五「へーへー。俺が悪かったですよーだ。あーあ、俺の説明も理解できないとかお前の頭悪すぎだろどうなってんだ。」

夏「はは、自分が発言したかどうかすら覚えてない認知症予備軍には言われたくないな。」






バチバチと火花が散り始めた時、







家「よーー、お前ら毎日うるっさいなー。菓子貰いに来てやったぞー。」














頼んでもないが硝子が来て何とか収まった。



















夏「で、何で急にAに告ろうってなった?ていうか悟、男が好きなのか?」


五「男だからじゃねーよ。Aだから好きなだけ。」


家「ふーん。」









興味無さそうに聞いてた硝子に













家「それさー、なんか独占欲とかがごっちゃになってるだけで気のせいなんじゃないの?」













何となく核心をつかれた気がして


芋けんぴを食べようとしていた手が止まった。













・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
309人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リラ | 作成日時:2023年12月14日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。