最強さんが女を作らない理由【五条悟】 (ページ23)

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(夏油side)

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蛆のように呪霊が湧いた夏

そんな夏に、悟は"最強"になった。

1人での任務が増え、

祓う取り込む

その繰り返し

祓う

取り込む

みんなは知らない呪霊の味。

吐瀉物を処理した雑巾を丸飲みしている様な

祓う取り込む

誰のために？

あの日から自分に言い聞かせている。

私が見たものはなにも珍しくない。

周知の醜悪

知った上で私は術師として人々を救う選択をしてきたはずだ。

ブレるな

「術師としての責任を果たせ」

何も知らないお前らの為に、私達は

理子ちゃん(彼女)は

夏「猿め…」

自分の中で芽生えた感情がどんどん大きくなる。

また臭い口から罵詈雑言を吐く猿を助けなければならない。

私のことは、誰も助けてくれないのに。

そんな日々が続いたある日だった。

『それ、食べるのやめましょうよ。』

静かに、さも当たり前かのように君がそう言ったのは。

夏「……はは、面白いこと言うね。これを私が取り込むのが仕事だから、しょうがないさ。」

だから、その透き通った目で私を見ないでくれ。

『仕事かもしれませんが、限界を迎えてるのに無理をするのは駄目ですよ。

それか、僕が食べます。』

夏「は、？ちょ、何言ってるんだ、」

突拍子も無いことを言い出すAに、困惑が隠せない。

夏「これは気軽に食べていいものじゃないよ。私だからやってるんだ。」

『でもそれは夏油さんも一緒ですよね？結局誰が食べても不味いなら、同じです。』

夏「っ、」

何かを言い返す前に、奪い取られ口に含まれた。

夏「ちょ、！」

『………まっっず、！何ですかこれ…！…うぇぇ…きもちわるい、』

夏「だから言っただろ……」

心底気分の悪そうな顔をするAを見て、笑った。

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アンケート回答ありがとうございました！
これより夏油回復回です！